2025-07-28 04:38 の謎

毎日謎解き：消えた王冠の謎

【物語】

ここは美しい国、エメラルド王国。今日はお城で盛大な舞踏会が開かれる予定でした。しかし、王女様が身につけるはずだった大切な王冠が、なんと舞踏会の直前に消えてしまったのです！

王女様は泣き出しそうになり、王国は大騒ぎ。王国一の探偵であるあなたは、王様から王冠を探し出すよう依頼されました。

お城に到着したあなたは、まず事情聴取を始めました。

• 侍女A: 「王冠は宝石箱にしまってありました。最後に確認したのはお昼頃です。それから舞踏会の準備で忙しく、誰も宝石箱に近づいていません。」
• 庭師B: 「お昼過ぎに庭でバラの手入れをしていました。お城の中には入っていません。ただ、怪しい人影を見たような…でも、遠くて誰だかわかりませんでした。」
• 料理人C: 「舞踏会の料理の準備で朝からずっと厨房にいました。厨房からは誰も出ていません。王冠のことなんて知りませんよ。」
• 王子D: 「王女の妹である私は、自分の部屋で本を読んでいました。王冠が盗まれたなんて、信じられません！」

あなたは、4人の証言を聞き終え、あることに気づきました。

【問題】

4人の証言の中に、必ず嘘をついている人物がいます。その人物は誰でしょうか？そして、なぜそう言えるのでしょうか？

ヒント： 時間軸を整理し、それぞれの証言の矛盾点を探しましょう。

解答

嘘をついている人物：庭師B

理由：

侍女Aは「最後に王冠を確認したのはお昼頃」と言っています。庭師Bは「お昼過ぎに庭でバラの手入れをしていた」と言っているので、侍女がお昼頃に王冠を確認した後であれば、庭師がお昼過ぎに庭にいたとしても矛盾はありません。

しかし、もし庭師がお昼過ぎに「怪しい人影を見た」場合、侍女Aが王冠を確認した後に王冠が盗まれたことになります。そして、庭師Bは「お城の中には入っていない」と言っているので、もし庭師がお城の外から「怪しい人影を見た」のであれば、その人影が王冠を盗むために城に入るのを見ることはできません。 つまり、庭師がお城の外から「怪しい人影を見た」という証言は矛盾しています。

したがって、庭師Bが嘘をついていると考えられます。