2025-07-26 00:59 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
あなたは名探偵。ある日、王室から緊急の依頼が舞い込みました。明日の戴冠式で使用されるはずの王冠が、厳重に警備された王宮の宝物庫から消えてしまったというのです。
現場に残されたのは、奇妙なメッセージが書かれた一枚の紙切れだけ。
「北へ三歩、東へ五歩。南へ二歩、西へ一歩。隠された場所は、光と影の間」
王宮の宝物庫は正方形の部屋で、壁には東西南北を示す印が刻まれています。あなたは現場をくまなく調べ、メッセージと宝物庫の構造から王冠の隠し場所を突き止めなければなりません。
ただし、宝物庫にはいくつかの注意点があります。
- メッセージの「歩」は、壁に刻まれた印と印の間隔(1歩=1印の間隔)を表します。
- 宝物庫の中央には、巨大な柱が立っています。
- 「光と影の間」とは、柱によってできる影の中、あるいは影の端にあたる場所を指します。
- 宝物庫の壁際や角は、王冠の隠し場所として不適切です。
王冠は一体どこに隠されているのでしょうか? 図などを書いて考えてみよう!
解答
まず、メッセージに従って移動した場所を特定します。
- 北へ三歩
- 東へ五歩
- 南へ二歩
- 西へ一歩
この移動を合計すると、北へ1歩、東へ4歩移動したことになります。
次に、「光と影の間」というヒントから、柱の影に注目します。宝物庫の中央に柱があるということは、光の当たる方向によって影の形や位置が変わります。しかし、北へ1歩、東へ4歩移動した場所は固定です。
この場所が柱の影の中、あるいは影の端にあたる場所であるためには、以下の条件が考えられます。
- 柱が部屋の中央に位置している。
- 光の方向は、この場所が柱の影になるような方向から差している。
上記を考慮すると、王冠は柱の影の端、特に北東方向に伸びる影の端に隠されている可能性が高いと考えられます。なぜなら、北へ1歩、東へ4歩移動した場所が、ちょうど柱から北東方向に位置しているからです。
したがって、王冠は宝物庫の中央にある柱から、北へ1歩、東へ4歩移動した場所の、柱の影の端に隠されていると考えられます。