2025-07-25 19:11 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた宝飾店のダイヤ
ストーリー
あなたは新米探偵。今日は開店前の宝飾店からオーナーの悲鳴が聞こえ、事件の調査依頼を受けました。
「大変だ!店の目玉商品である、希望のダイヤが消えてしまった!」
オーナーは憔悴しきっています。事情を聞くと、昨夜閉店後、厳重に戸締りをして警備システムを作動させたとのこと。今朝、開店準備のために店に来たところ、ダイヤが飾られていたショーケースが開けられ、中身がなくなっていたのです。
店にはオーナーと、アルバイトのAさんとBさんの3人しかいません。あなたはこの3人から話を聞き、現場を検証することにしました。
証言
- オーナー:「昨夜はいつも通り20時に店を閉めました。ダイヤはショーケースに入れて鍵をかけ、警備システムを作動させたのを確認しています。最後に店を出たのは私です。」
- アルバイトA:「昨日は19時まで働いていました。ダイヤのショーケースを閉めるのを手伝いましたが、それ以外は特に何も。」
- アルバイトB:「私は昨日、閉店作業には参加していません。シフトの関係で休みでした。」
現場の状況
- 店の入り口のドアと窓は全て施錠されており、こじ開けられた形跡はありません。
- 警備システムは解除されていましたが、システムに異常は見られませんでした。
- ダイヤが飾られていたショーケースの鍵は壊されていませんでしたが、オーナーが保管しているスペアキーが1本なくなっていました。
- ショーケースの周りには、わずかに土のようなものが落ちていました。
- 店の裏口には小さな換気口があり、それは開いた状態になっていた。
問題
上記の証言と状況から、ダイヤを盗んだ犯人と、犯行の手口を推理してください。
解答
犯人: アルバイトB
犯行の手口:
- アルバイトBは休みの日を利用して、オーナーのスペアキーを事前に盗み出しました。
- 夜中に換気口から店内に侵入しました。この際、換気口付近の土がBの服や靴に付着し、ショーケースの周りに落ちました。
- スペアキーを使ってショーケースを開け、ダイヤを盗みました。
- 警備システムを解除し、換気口から再び外に出ました。
- スペアキーを元の場所に戻しました。
理由:
- Aはアリバイがあり、犯行は不可能。
- オーナーが犯人であれば、ショーケースの鍵を壊す必要はありません。
- 外部からの侵入であれば、ドアや窓がこじ開けられているはずですが、そのような形跡はありません。
- Bはアリバイがなく、スペアキーを盗む機会がありました。
- ショーケース周りの土は、換気口からの侵入を示唆しています。
- 警備システムが解除されていることから、内部の人間が関与している可能性が高いです。