2025-07-22 03:23 の謎
謎解き問題:消えた王冠の謎
物語
あなたは腕利きの探偵。ある日、宝石商のミスター・スミスから緊急の依頼が舞い込んだ。
「大変なんです!博物館に展示されていた『太陽王の王冠』が盗まれてしまったんです!」
博物館に到着したあなたは、スミス氏から状況を聞き取った。
- 王冠は厳重な警備のされた展示室に保管されていた。
- 展示室には、監視カメラが4台設置されており、常に映像が記録されている。
- 監視カメラの映像を確認したところ、王冠が消えたのは午後3時から4時の間であることが判明した。
- その時間帯に展示室に出入りしたのは、以下の4人。
- 考古学者のブラウン博士
- 清掃員のグリーンさん
- 警備員のホワイト氏
- 博物館長のブラック氏
さらに、あなたは以下の証言を得た。
- ブラウン博士:「午後3時から3時半まで、王冠の横で熱心にメモを取っていた。王冠が消えた時には、私はすでに展示室を出ていたよ。」
- グリーンさん:「私は午後3時半から4時まで、展示室の掃除をしていたわ。でも、王冠には全く触れていないわよ。」
- ホワイト氏:「午後3時から4時まで、私は展示室の入り口で警備をしていた。誰も不審な人物は見ていない。」
- ブラック氏:「午後3時15分から3時45分まで、私は展示室で王冠の状態を確認していた。その後、自分のオフィスに戻った。」
監視カメラの記録を詳しく調べた結果、以下の事実が判明した。
- 午後3時10分、ブラウン博士が展示室に入室。
- 午後3時30分、ブラウン博士が展示室から退出。
- 午後3時20分、ブラック氏が展示室に入室。
- 午後3時50分、ブラック氏が展示室から退出。
- 午後3時30分、グリーンさんが展示室に入室。
- 午後4時00分、グリーンさんが展示室から退出。
- ホワイト氏は、午後3時から4時までずっと展示室の入り口にいた。
問題
上記の証言と監視カメラの記録から、王冠を盗んだ犯人を突き止めてください。
解答
犯人はブラック氏です。
論理
- アリバイの確認:
- ブラウン博士:午後3時から3時半まで展示室にいたことは監視カメラの記録と一致しており、3時半に退出しているため、犯行は不可能。
- グリーンさん:午後3時半から4時まで清掃をしていたが、王冠に触れていないと証言している。
- ホワイト氏:午後3時から4時まで入り口で警備をしていたため、犯行は不可能。
- ブラック氏:午後3時15分から3時45分まで展示室にいたと証言している。
- 時間的制約:
- 王冠が盗まれたのは午後3時から4時の間。
- ブラウン博士は午後3時半に退出しているので、その後の犯行は不可能。
- グリーンさんは午後3時半から4時まで清掃をしていたが、王冠には触れていないと証言。
- 矛盾点の発見:
- ブラック氏は午後3時15分から3時45分まで展示室にいたと証言。監視カメラの記録では、午後3時20分に入室、午後3時50分に退出となっている。証言と記録で入室時刻に5分のずれが生じている。
- 犯人の特定:
- 上記の証言と記録から考えると、矛盾点が生じているブラック氏が最も怪しい。
- 犯行の可能性:
- ブラック氏は監視カメラに映らないように、他の時間に入室した可能性もある。
- ブラック氏は博物館長であり、警備システムや監視カメラの死角を知っている可能性が高い。
以上のことから、ブラック氏が王冠を盗んだ犯人であると結論付けられます。