2025-07-19 20:12 の謎

毎日楽しめる謎解き:古書店と秘密の暗号

物語:

あなたは古書店「言の葉堂」の店主。ひっそりと佇むその店は、古くからの本好きが集まる憩いの場だ。ある日、常連客の老人から、一冊の古い日記帳を譲り受けた。

日記には、見慣れない記号がびっしりと書き込まれている。老人は「これは、かつてこの街に住んでいた学者が残した暗号らしい。解読できれば、隠された宝の場所がわかるかもしれない」と語った。

日記の最初のページには、以下の文章と記号が書かれている。

「知識は宝への地図、言葉は鍵。真実への道は、星の数ほど存在する。だが、選ばれし者だけが、その扉を開けることができるだろう。」

そして、日記には以下のような記号の羅列が続いている。

▲●■ ◆▼▲ ●■◆ ▼▲●
■◆▼ ▲●■ ◆▼▲ ●■◆
▼▲● ■◆▼ ▲●■ ◆▼▲

日記を読み進めると、ところどころにヒントが隠されていることに気づいた。例えば、あるページには花の名前が羅列されており、それぞれの花言葉が添えられている。また、別のページには、街の古い地図が挟まっており、特定の場所に印がつけられている。

謎解き:

  1. 記号の意味を解読せよ。 日記全体からヒントを探し、記号が何を表しているのかを特定せよ。花言葉や地図の情報も参考にせよ。

  2. 文章に隠されたメッセージを読み解け。 解読した記号を文章に当てはめ、隠されたメッセージを明らかにせよ。

  3. 宝の場所を特定せよ。 解読したメッセージを元に、日記に隠された宝の場所を特定せよ。

さあ、古書店「言の葉堂」の店主として、隠された宝を見つけ出すことができるだろうか?

解答

  1. 記号の意味:

日記全体を注意深く読むと、花言葉に注目することで記号の解読につながる。

  1. 文章に隠されたメッセージ:

記号を対応する文字に置き換えると、以下のようになる。

バユヒ カバユ ユヒカ バユヒ
ヒカバ バユヒ カバユ ユヒカ
バユヒ ヒカバ バユヒ カバユ

これを読みやすくするために、区切りをなくすと、

バユヒカバユユヒカバユヒヒカババユヒカバユ

となる。この文字列をよく見ると、「バユヒカバユ」が繰り返されていることに気づく。これを繰り返される単位として区切ると

バユヒカバユ ユヒカバユ ヒカババユ ヒカバユ

最初の「バユヒカバユ」を基準とすると、2つ目以降の文字列は、最初の文字列から先頭の文字が順に欠落していることがわかる。

それぞれを繋げると「バユヒカ」となる。

  1. 宝の場所:

「バユヒカ」を地図と照らし合わせる。地図には、特定の場所に印がつけられている。この印は、街の主要な場所を示しており、「馬湯(バユ)」「ひかり(ヒカ)」という地名に対応している。印がつけられた場所をつなげると、ある特定の場所が浮かび上がる。

バユは馬湯温泉、ヒカは光公園を示す。地図上でこの二つの場所を結ぶと、二つの場所のちょうど中間地点に「言の葉堂」がある。

したがって、宝の場所は「言の葉堂」の地下にある。日記に隠された宝とは、知識そのものであり、古書店「言の葉堂」こそが宝の場所だったのだ。