2025-07-18 02:59 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた絵画の謎
物語
あなたは、有名な美術探偵として知られています。ある日、大富豪のミスター・スミスから緊急の依頼が舞い込みました。彼のコレクションの中でも最も価値のある絵画、「星影のワルツ」が、厳重な警備の目をかいくぐって盗まれたというのです。
スミス邸に到着したあなたは、状況を把握するために調査を開始しました。
- 絵画が飾られていた部屋は、内側から鍵がかかっていました。
- 窓は全て閉まっており、割られた形跡もありません。
- 部屋に出入りしたのは、スミス氏本人、メイドのマリア、執事のジョン、そして警備員のトムの4人だけです。
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事件当日、4人のアリバイは以下の通りです。
- スミス氏:午後8時から書斎で読書をしていたと証言。
- マリア:午後7時からキッチンで夕食の準備をしており、その後は自室にいたと証言。
- ジョン:午後6時から庭の手入れをしており、その後は事務作業をしていたと証言。
- トム:午後8時から屋敷の見回りをしていたと証言。
しかし、あなたはすぐに全員のアリバイに矛盾点があることに気が付きました。
謎
上記の証言と状況から、絵画を盗んだ犯人は誰でしょうか?そして、どのようにして絵画を盗み出すことができたのでしょうか?
解答
犯人:警備員のトム
トリック:
トムのアリバイには矛盾があります。彼は午後8時から屋敷の見回りをしていたと証言していますが、部屋が内側から鍵がかかっていたこと、窓が全て閉まっていたことから、犯人は事件発生時、つまり絵画が盗まれた時に部屋の中にいなければなりません。
しかし、トムは警備員であり、絵画が盗まれた時間帯に見回りをしていたはずなので、部屋の中にいることはできません。 この矛盾を解決するために、トムが8時前に絵画を盗み、その後見回りを開始したと考えられます。 トムは、事前に絵画の飾られている部屋に侵入し、見回りの時間になるまで隠れていました。そして、見回りの時間になると、絵画を盗み、内側から鍵をかけて部屋を出て、何食わぬ顔で警備を続けたのです。