2025-07-17 13:31 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語:
あなたは名探偵。ある日、古びた城の城主である老紳士から依頼が舞い込んできた。「長年、城に保管していた王冠が消えてしまった。城にいたのは私と3人の使用人だけ。至急、王冠を見つけて欲しい」
城に到着したあなたは、城主と3人の使用人から話を聞いた。
- 城主: 私は夜通し書斎で読書をしていた。王冠が盗まれたことには全く気づかなかった。
- メイド: 夕食後、食器を片付けてから自室に戻り、すぐに眠ってしまった。夜中に物音などは一切聞いていない。
- 執事: 城主の書斎に夜食を運んだ後、暖炉の火の番をしていた。誰も書斎には近づいていない。
- 庭師: 夜は温室で植物の手入れをしていた。時々、城の中の物音が聞こえたような気がしたが、気に留めなかった。
城の中を調べた結果、以下のことがわかった。
- 王冠は城主の寝室の金庫に保管されていた。
- 金庫は開けられており、王冠だけがなくなっていた。
- 城の出入り口は全て施錠されており、外部からの侵入は不可能。
- メイドの部屋の窓は開いていた。
- 庭師の温室は城の裏手にあり、城主の寝室から一番遠い場所にある。
- 執事は暖炉の火の番をしながら、夜食の片付けも行っていた。
- 城主の書斎には、読みかけの本と空になったコーヒーカップが置いてあった。
問題:
王冠を盗んだのは誰でしょう?そして、どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
犯人: メイド
トリック:
メイドは、眠る前に窓を開けておくことで、夜中にこっそりと抜け出すことが可能だった。メイドは、夕食の片付けで城主の寝室の前を通る際に、金庫の暗証番号を盗み見ていたと考えられる。夜中に抜け出し、金庫を開けて王冠を盗み、窓から侵入したように見せかけて自室に戻った。そして、窓を開けたままにして、夜中に物音が聞こえなかったというアリバイを作った。