2025-07-16 22:12 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
あなたは名探偵。ある日、宝石で有名な王国から緊急の依頼が舞い込みました。
「王室の至宝、『太陽の王冠』が盗まれたのです!犯人は王宮の中にいると思われます。どうか、王冠を取り戻してください!」
王宮に到着したあなたは、以下の情報を手に入れました。
容疑者:
- 庭師のアーサー:王宮の庭を長年手入れしている。腕は確かだが、最近、ギャンブルにハマっているという噂がある。
- 料理長のベティ:王室の食事を全て担当している。完璧主義者で、少しでもミスがあると激怒することで有名。
- 侍従長のチャールズ:王に長年仕えている。忠実で冷静だが、最近、体調を崩しているらしい。
- 王女のダイアナ:美しく聡明だが、少しわがままで、退屈な王宮生活にうんざりしている。
手がかり:
- 王冠が盗まれたのは、昨日の午後3時から4時の間。
- アーサーは昨日の午後3時から庭の手入れをしていたが、3時半頃に王女ダイアナに呼び止められ、15分ほど庭のバラについて話し込んでいた。
- ベティは昨日の午後3時から夕食の準備をしていた。しかし、3時45分頃に、チャールズが紅茶を所望したため、5分ほど紅茶を淹れていた。
- チャールズは昨日の午後3時から執務室で書類整理をしていた。3時半にベティが淹れた紅茶を飲んだ後、体調が悪くなり、部屋で休んでいた。
- 王女ダイアナは昨日の午後3時から自室で読書をしていた。3時半頃にアーサーと庭で話した後、再び自室に戻り、読書を続けていた。
- 王冠は厳重なセキュリティのかかった宝物庫に保管されていた。宝物庫の扉を開けるには、王しか知らない合言葉が必要。しかし、昨日はなぜか合言葉が不要で、誰でも自由に出入りできる状態だった。
- 王は昨日、体調不良で一日中寝込んでいた。
質問:
王冠を盗んだのは誰でしょうか? そして、どのようにして王冠を盗み出したのでしょうか?
解答
犯人: 王女ダイアナ
犯行方法:
- 王女ダイアナは、退屈な王宮生活にうんざりしており、王冠を盗んで騒ぎを起こし、注目を集めようとした。
- 王女は、普段から王と親しく、合言葉を知っていた。
- 王女は、王が体調不良で寝込んでいることを利用し、王に「今日は体調が悪いので、合言葉を解除するように」と懇願した。王は娘に甘く、それを許可した。
- 王女は、午後3時から自室で読書をしていたと証言しているが、実際には宝物庫に侵入し、王冠を盗んだ。
- アリバイ作りのために、アーサーを庭に呼び止め、話し込んだ。
- その後、再び自室に戻り、読書をしていたと装った。
論理的根拠:
- 他の容疑者は、アリバイがあるか、犯行が不可能である。
- アーサーは、庭の手入れをしており、王女との会話もアリバイとなる。
- ベティは、夕食の準備やチャールズへの紅茶の準備で忙しく、宝物庫に侵入する時間がない。
- チャールズは、体調が悪く、宝物庫に侵入する体力がない。
- 王女だけが、合言葉を知っており、自由に宝物庫に出入りできる立場にあった。
- 王女には、犯行動機(退屈な王宮生活からの脱却、注目を集めたい)がある。
- 王女のアリバイは、読書をしていたという曖昧なものであり、容易に崩せる。