2025-07-16 15:13 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
古都アリアドネの博物館で、最も貴重な宝物である「太陽王の王冠」が盗まれてしまった! 王冠は厳重な警備の施された展示室にあり、昨夜の閉館時には確かにそこにあった。 警察は、王冠に詳しい4人の人物、館長、警備員、学芸員、清掃員に事情聴取を行った。 4人の証言は以下の通り。
- 館長: 「昨夜は終日、重要な会議に出ており、博物館にはいませんでした。王冠が盗まれたなんて、全く信じられません!」
- 警備員: 「昨夜はいつも通り、博物館内を巡回していました。怪しい人物は見かけませんでした。午前0時には王冠が展示されているのを確認しています。」
- 学芸員: 「王冠の状態を毎日チェックしています。昨日の夕方、王冠に異常がないことを確認しました。しかし、今朝確認した時には、王冠は消えていました。」
- 清掃員: 「昨夜は普段より早く、午後8時には清掃を終えて帰宅しました。夜中に博物館には戻っていません。」
警察は、展示室の監視カメラの映像を確認したが、午前0時から午前6時までの映像が何故か消去されていた。 しかし、警察は4人の証言と現場の状況から、犯人を特定することができた。
問題
以上の証言と状況から、犯人は誰でしょう? そして、どのようにして犯行を行ったと考えられるでしょう? 論理的に矛盾なく説明してください。
解答
犯人: 警備員
犯行方法:
警備員は、午前0時に王冠を確認したと証言していますが、これは嘘です。 なぜなら、監視カメラの午前0時からの映像が消去されているからです。 警備員は、監視カメラの映像を消去できる立場にあり、その時間帯に王冠を盗んだと考えられます。 そして、犯行後、アリバイ作りのために「午前0時に王冠を確認した」と虚偽の証言をしたのです。
論理的根拠:
- 監視カメラの映像消失: 警備員以外の人物が映像を消去することは困難です。
- アリバイ証言の不自然さ: 警備員が「午前0時に王冠を確認した」とわざわざ強調している点が不自然です。
- 他の証言との整合性: 館長、学芸員、清掃員の証言に矛盾はありません。
これらのことから、警備員が最も犯人である可能性が高いと言えます。