2025-07-16 10:13 の謎
毎日謎解き:不思議な絵画と秘密の言葉
【問題】
あなたは美術館の特別展にやってきました。今回の展示は、ある有名な画家の未発表作品を集めたものです。
その中でも一番人気は、大きな肖像画でした。絵の人物は何かを語りかけるようにこちらを見ています。しかし、この絵には奇妙な点がありました。
絵の周りには、解説やキャプションが一切ないのです。ただ、額縁の裏に小さな紙が貼られていました。そこには、奇妙な記号が書かれていました。
△□○ ×△□ □○× ○×△
あなたは、この記号が何かを解き明かそうと試みました。しばらく観察していると、絵の中の人物が身につけている装飾品に目が行きました。人物は三角形、四角形、円形の3つの宝石がついたブローチをつけていたのです。
あなたはひらめきました。記号は、宝石の形を表しているのではないか?そして、順番に宝石を「指し示す」と考えると…。
この記号は何を意味するのでしょうか?そして、絵に隠されたメッセージとは?
ヒント:
- 記号と宝石の形を対応させてみましょう。
- 記号の並び順に注目しましょう。
- 絵の中の人物が何かを「指し示している」ということを思い出しましょう。
解答
記号を宝石の形に対応させると、以下のようになります。
△=三角形、□=四角形、○=円形、×=指差し
これを当てはめると、記号は以下のようになります。
三角形、四角形、円形、指差し、三角形、四角形、四角形、円形、指差し、円形、指差し、三角形
絵の中の人物が宝石を指し示していると考えると、以下のようになります。
- 三角形
- 四角形
- 円形
- 指差し(次の宝石へ)
- 三角形
- 四角形
- 四角形
- 円形
- 指差し(次の宝石へ)
- 円形
- 指差し(次の宝石へ)
- 三角形
これを順に読むと、「三角形」「四角形」「円形」がそれぞれアルファベットの順番に対応していると仮定できます。つまり、
- 三角形 = A
- 四角形 = B
- 円形 = C
とすると、暗号は
A B C A B B C C A
となります。
次に、指差しは、次の宝石へ進む記号なので、指差しが連続しているところだけを取り出すと
C A
となります。
これをアルファベットに戻すと
C = 円形 A = 三角形
絵の中の宝石の配置に注目すると、多くの場合、左から順番に「三角形」「四角形」「円形」となっています。そして、C (円形) から A (三角形) へと進む、つまり、左から右ではなく、右から左へ読むことを示唆しています。
よって、絵に隠されたメッセージは「サカサマ」です。