2025-07-12 17:09 の謎

毎日謎解き:不思議な図書館と秘密の書架

物語

あなたは、街の片隅にある古びた図書館「知の森」に迷い込みました。埃っぽい書架、古びた革張りの椅子、そして何よりも静寂が、この図書館を特別な場所にしています。図書館を探索していると、奥の部屋に鍵のかかった書架があるのを見つけました。書架には古いプレートが取り付けられており、こう書かれています。

「知識を求める者よ、この書架を開けるには、言葉の謎を解き明かせ。ヒントは本の間に隠されている。」

書架の周りの本を調べてみると、3冊の本が目に留まりました。それぞれの本のページには、奇妙な言葉と数字が書かれています。

問題

  1. 1冊目の本:
    • ページには「赤=3、青=4、黄=5」と書かれています。
  2. 2冊目の本:
    • ページには様々な果物の絵が描かれており、その下に「リンゴ+リンゴ=6、バナナ+リンゴ=7、バナナ+オレンジ=9」と書かれています。
  3. 3冊目の本:
    • ページにはアルファベットと数字が書かれています。「A=1, B=2, C=3…Z=26」という対応表があり、その下に「CAT = 6, DOG = 16」と書かれています。

これらのヒントを元に、書架を開けるための「キーワード」を導き出してください。キーワードは数字で表されます。

解答

この謎を解くには、それぞれの本のヒントを順番に読み解く必要があります。

  1. 1冊目の本:
    • これは色の名前と数字が対応していることを示唆しています。単に色の文字数を表していることが分かります(赤=3文字、青=4文字、黄=5文字)。
  2. 2冊目の本:
    • この本は、それぞれの果物が数字に対応していることを示唆しています。連立方程式として解くことができます。
      • リンゴ+リンゴ=6 → リンゴ=3
      • バナナ+リンゴ=7 → バナナ+3=7 → バナナ=4
      • バナナ+オレンジ=9 → 4+オレンジ=9 → オレンジ=5
  3. 3冊目の本:
    • この本は、アルファベットが数字に対応していることを示唆しています。それぞれの単語のアルファベットに対応する数字を足し合わせると、その単語の値になります。
      • CAT = C(3) + A(1) + T(20) = 24
      • DOG = D(4) + O(15) + G(7) = 26

キーワードの導出

書架を開けるキーワードは数字で表されるため、今までのヒントから数字を導き出す必要があります。 それぞれの本から得られた情報を整理すると、

これらを踏まえて、書架の周りの本をもう一度よく見てみると、本のタイトルが全て「色」、「果物」、「動物」であることに気がつきます。そして、それぞれの本に対応したヒントを利用すると、

という規則に従ってキーワードを導き出すことができると考えられます。

書架の周りの本のタイトルを調べてみると、以下の3冊の本が見つかりました。

  1. 紫色の夢
  2. 桃の宝石
  3. 狐の冒険

これらのタイトルに対応する数字を求めます。

  1. 「紫色の夢」 → 紫色 → 3文字
  2. 「桃の宝石」 → 桃 → 6 (リンゴ + リンゴ = 6)
  3. 「狐の冒険」 → 狐 → FOX = F(6) + O(15) + X(24) = 45

したがって、書架を開けるためのキーワードは 「3645」 です。