2025-07-12 12:20 の謎

謎解き問題:古書店と秘密の暗号

あなたは、古い書物が並ぶ静かな古書店「言の葉堂」を訪れました。店主は物静かな老人で、いつも優しい笑顔を浮かべています。今日は珍しく、店主が困った顔をしていました。

「実は困ったことがありましてね。昔馴染みのお客様から、大切な手紙を預かったのですが、どうやら暗号で書かれているようなのです。解読を試みたのですが、私にはさっぱり…。もしよろしければ、解読を手伝っていただけませんか?」

店主から渡されたのは、古びた羊皮紙に書かれた手紙でした。手紙には、意味不明な記号と数字が並んでいます。

Δ 7 □ 3 ○ 5
◇ 11 ☆ 2
▽ 1 □ 8

手紙の下には、小さなメモが添えられていました。

「それぞれの記号は、特定のアルファベットに対応している。そして、各行の数字は、対応するアルファベットをアルファベット順に数えたときの順番を表している。」

例えば、「A」に対応する記号がもし「Δ」だった場合、「Δ 1」と書かれていれば、それは「A」であることを意味します。

この暗号を解読し、手紙に隠されたメッセージを解き明かしてください。

解答

まず、各行の記号と数字から、対応するアルファベットを特定します。

これで、対応表が完成しました。

手紙全体を解読すると、以下のようになります。

G 7 C 3 E 5
K 11 B 2
A 1 C 8

つまり、「GCE KB AH」となります。これを3文字ずつ区切って並び替えると「ACHE BE GK」となります。 このままでは意味不明ですが、それぞれの文字を反転させて読むと、

HEART BE CAKE

手紙に隠されたメッセージは、「HEART BE CAKE(心にケーキを)」でした。

店主に解読結果を伝えると、老人は目を細めて微笑みました。「ああ、なるほど…。彼女らしいメッセージです。本当にありがとうございました。」