2025-07-12 06:16 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店と秘密の書物
物語
あなたは古書店「言の葉堂」の店主だ。この店は、ひっそりとした路地の奥にあり、古くからの常連客に愛されている。ある日、見慣れない客が訪れ、埃をかぶった一冊の本を差し出した。「この本には秘密が隠されているらしい。解き明かして欲しい。」客はそう言い残し、店の奥へと消えていった。
その本は、表紙もタイトルも失われている。中を開くと、奇妙な記号と文章が交互に現れる。どうやら、これは暗号のようだ。あなたは、書物に隠された秘密を解き明かす決意をした。
問題
本には、以下のような文章と記号が書かれていた。
- 「時は金なり。されど、金では買えぬものもある。」 記号: ●▲■
- 「旅は道連れ。世は情け。」 記号: ■●▲
- 「一寸先は闇。されど、光は必ずそこに。」 記号: ▲■●
さらに、本の最後のページには、大きな文字でこう書かれていた。
「隠された宝の場所は、●●▲■の示す場所にある。」
上記の3つの文章と記号を参考に、「●●▲■」が示す場所を推理せよ。
ヒント
- 文章の内容と記号の順番に注目してみよう。
- それぞれの文章が持つキーワードを抽出してみよう。
- キーワードと記号を結びつけることで、暗号が解けるかもしれない。
解答
まず、それぞれの文章からキーワードを抽出します。
- 「時は金なり。されど、金では買えぬものもある。」 → 時間
- 「旅は道連れ。世は情け。」 → 旅
- 「一寸先は闇。されど、光は必ずそこに。」 → 光
次に、それぞれの文章と記号の対応関係から、記号がキーワードの順番を表していると仮定します。
- 時間は ●▲■
- 旅は ■●▲
- 光は ▲■●
この対応関係から、記号はそれぞれ以下の意味を持つと考えられます。
- ● = 最初
- ▲ = 真ん中
- ■ = 最後
したがって、「●●▲■」は、「最初、最初、真ん中、最後」という意味になります。それぞれのキーワードの文字を順番に当てはめると…
- 時間 → 時
- 時間 → 時
- 旅 → 道
- 光 → 光
となり、「時時道光」となります。
この文字を並び替えて場所を示す言葉を探すと「道時光(どうじこう)」となり、これはお店のすぐ近くにある「道時公園(どうじこうえん)」を示していると推測できます。