2025-07-11 04:29 の謎
毎日謎解き:古書店と秘密の暗号
物語
あなたは、街の片隅にある古書店「言の葉堂」の常連客です。店主の老紳士はいつも穏やかな笑顔で、珍しい本や面白い話を聞かせてくれます。ある日、店を訪れると、老紳士は少し困った顔をしていました。
「困ったことに、大切な古書に挟まっていた暗号が解けなくてね。君なら解けるかもしれないと思って。」
そう言って、老紳士は一枚の紙切れを渡してくれました。紙には、奇妙な記号と数字が書かれています。
暗号
A = 1
B = 2
C = 3
D = 4
E = 5
〇△□□〇
☐〇△〇△
△□〇△☐
〇△△〇☐
☐〇□△〇
5 4 1 7 9 1 4 9 1 7 4
老紳士は言いました。「この暗号は、古い本のページ数と対応しているらしい。どうやら、この暗号を解くと、隠された本の場所がわかるようだ。」
あなたは暗号を解き、隠された本の場所を突き止めることができるでしょうか?
ヒント
- 記号(〇△□)を数字(123)に置き換えてみましょう。
- 置き換えた数字の羅列と、下の数字の羅列を対応させて考えてみましょう。
- アルファベットと数字の関係に注目しましょう。
解答
まず、記号を数字に置き換えます。記号と数字の対応は以下の通りです。
- 〇 = 1
- △ = 2
- □ = 3
暗号を置き換えると、以下のようになります。
1 2 3 3 1
3 1 2 1 2
2 3 1 2 3
1 2 2 1 3
3 1 3 2 1
次に、下の数字の羅列と対応させます。
1 2 3 3 1 5 4 1 7 9
3 1 2 1 2 1 4 9 1 7
2 3 1 2 3 4 9 1 7 4
1 2 2 1 3 9 1 7 4
3 1 3 2 1 1 7 4
ここで、上の数字の羅列をアルファベットに対応させると、以下のようになります。
- 1 = A
- 2 = B
- 3 = C
- 4 = D
- 5 = E
- 6 = F
- 7 = G
- 8 = H
- 9 = I
対応させた数字の羅列をアルファベットに変換すると、
E D A G I
A D I A G
D I A G D
I A G D
A G D
これを並べると、”EDAGI ADIAG DIAGD IAGD AGD”となります。
これを意味が通るように区切ると、 “E DA GI, A DI AG, DIAG, D I AG, A GD”となります。
古書店の本棚には、本の整理番号が振られています。それぞれのアルファベットは本の整理番号を表していると考えられます。よって、
Eの棚のDA GIの本、Aの棚のDI AGの本、DIAGの本、Dの棚のI AGの本、Aの棚のGDの本を調べると、隠された本が見つかるでしょう。