2025-07-10 06:18 の謎
謎解き問題:消えた王冠の謎
物語:
ここは美しい国、エメラルド王国。年に一度の収穫祭が明日行われる予定でしたが、大変な事件が起きました。なんと、王室に代々伝わる大切な王冠が盗まれてしまったのです!
国王は名探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。手がかりは、王冠が盗まれた部屋に残されたいくつかの奇妙な痕跡と、容疑者として浮かび上がった3人の人物の証言です。
手がかり:
- 部屋の状況: 王冠が置かれていた展示ケースは開けられており、近くにはバラバラになったパズルのピースが落ちていました。窓は閉まっており、鍵もかかっています。部屋に通じるドアは一つしかなく、こちらも鍵がかかっていました(内側から)。
- パズルのピース: 落ちていたパズルのピースを組み立ててみると、ある場所を示す地図の一部であることがわかりました。しかし、地図はまだ一部分しか完成していません。
-
容疑者の証言:
- A: 庭師の男。「私は夕方からずっと庭の手入れをしていました。アリバイなら、使用した剪定バサミを確認してください。」
- B: 王室料理人の女。「私は夕食の準備で厨房にいました。厨房には常に人がいるので、誰かが私を見ているはずです。」
- C: 王子の弟。「兄上の王冠には興味ありません。事件の時は自室で読書をしていました。」
問題:
上記の状況と証言から、王冠を盗んだ犯人を特定し、どのようにして盗んだのかを推理してください。さらに、パズルのピースが示す場所から、王冠が隠されている場所を特定してください。(パズルは解かなくても推理できます)
ヒント:
- 密室の謎を解く鍵は、意外なところに隠されています。
- 証言の矛盾点を見つけ出すことが重要です。
- パズルのピースが示す場所は、王宮内のどこかです。
それでは、名探偵の腕前を見せてください!
解答
犯人: 王子の弟(C)
犯行方法:
- 密室トリック: 王冠が盗まれた部屋は密室でしたが、窓とドアに鍵がかかっていたのは、犯人である王子が侵入後に施錠したためです。
- アリバイの偽装: 王子は「自室で読書をしていた」と証言していますが、これは嘘です。彼は王冠を盗むために部屋を抜け出しました。
- パズルのピース: 王子は王冠を盗んだ後、証拠を隠滅するためにパズルのピースをばらまきました。これは、捜査を混乱させるための偽装工作です。
犯人の特定理由:
- 庭師のアリバイ: 庭師は剪定バサミという証拠があり、アリバイが成立しています。
- 料理人のアリバイ: 料理人は厨房にいて、他の人に目撃される可能性があるため、アリバイが成立しやすいです。
- 王子の不自然な証言: 王子は事件当時、誰にも目撃されていません。これは、彼が犯行を行っていたことを示唆しています。
王冠の隠し場所:
パズルのピースが示す地図の一部から、王冠は王宮内の図書館に隠されていると推測できます。パズルのピースが示す場所が図書館の地図の一部である可能性が高いです。
補足:
王子の動機は不明ですが、王位継承権を争っているか、単に王冠を欲しがった可能性があります。