2025-07-09 20:12 の謎
毎日謎解き:不思議な図書館と秘密の書物
物語
あなたは、街の片隅にある古びた図書館に迷い込みました。埃っぽい本の匂いと、静寂が心地よい空間です。ふと、古びた書架の一角に、他の本とは明らかに違う、豪華な装丁の書物を見つけました。表紙には何も書かれていません。
意を決して書物を開くと、中には美しい文字で奇妙な文章が書かれています。どうやら暗号のようです。解読しないと次のページに進めないようです。
問題
書物には、以下の文章が書かれています。
「始まりはいつも終わり、終わりはいつも始まり。 北は東となり、東は南となり、南は西となり、西は北となる。 過去は未来となり、未来は過去となる。 この理を悟り、言葉を紡げ。『箱庭』」
この暗号を解読し、書物に隠された言葉を答えてください。
ヒント
- 文章をよく読んで、何が変化しているのかを考えましょう。
- 「箱庭」という言葉が、何かの手がかりになっているかもしれません。
解答
この暗号は、それぞれの言葉が「ある規則」に従って別の言葉に変換されていることを示しています。
- 始まり ⇔ 終わり: これは対義語の関係です。
- 北 → 東 → 南 → 西 → 北: これは方位が時計回りに90度ずつ回転していることを示しています。
- 過去 ⇔ 未来: これは時間の流れにおける反対の関係です。
つまり、この暗号は「対義語」「方位の回転」「時間の逆転」という3つの要素を組み合わせて言葉を変換しています。「箱庭」という言葉をこの規則に当てはめると、以下のようになります。
- 「箱」: 「箱」の対義語は特にありませんが、ここでは「無」と解釈します。(箱の中身がない状態)
- 「庭」: 「庭」の方位を時計回りに90度回転させると「家」となります。(庭は家の一部という関連性から)
したがって、書物に隠された言葉は「無家」となります。