2025-07-08 10:13 の謎
謎解き問題:消えたケーキ
物語:
今日は、探偵であるあなたの誕生日。助手である少年、ケンタからお祝いのケーキが贈られました。ケンタは朝から張り切って、街で一番美味しいと評判のケーキ屋でチョコレートケーキを買ってきたのです。
しかし、昼食後にケーキを食べようと箱を開けると、なんとケーキが消えてなくなっていました!部屋に出入りした人物は、ケンタ、メイドのミドリ、そして庭師のタケシの3人。
ケンタは「まさか!僕が買ったケーキがなくなるなんて!ずっとここにいたから、僕じゃないよ!」と必死に訴えます。
メイドのミドリは「あらあら、大変。私はお昼の準備で忙しかったから、知りませんわ。」と冷静な様子。
庭師のタケシは「午前中は庭の手入れ、昼食後は休憩していました。ケーキなんて見ていませんよ。」と証言しました。
あなたは3人の証言を聞き、部屋の状況を観察し、あることに気がつきました。
- 部屋の窓は開いていません。
- ケーキの箱は空っぽで、ケーキの破片やクリームの跡はありません。
- ケンタは少しチョコレートの匂いがするネクタイをしています。
- ミドリはエプロンに土が少し付いています。
- タケシは手にバラの棘による小さな傷があります。
- ケーキ屋の包み紙がゴミ箱に捨ててある。
消えたケーキはいったいどこへ?そして、ケーキを隠したのは誰でしょう?
解答
ケーキを隠したのはケンタです。
理由:
- ケンタのアリバイ: ケンタは「ずっとここにいた」と言っていますが、ケーキを買ってきたのは朝です。その間にケーキを食べる時間があったと考えられます。
- チョコレートの匂い: ケンタのネクタイからチョコレートの匂いがするのは、ケーキを食べた際に付着した可能性があります。
- 矛盾点: ミドリのエプロンの土は昼食の準備とは関係ありません。タケシのバラの棘による傷も庭仕事の証拠にはなります。
- ケーキの隠し場所: ケンタは、ケーキを一度に全部食べてしまったため、破片やクリームの跡が残らなかったと考えられます。
以上の状況証拠から、ケンタがケーキを隠した(実際には食べてしまった)犯人であると結論づけられます。