2025-07-08 05:13 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語
静かな夜、王室に警報が鳴り響いた。「王冠が盗まれた!」
由緒あるロイヤル美術館に展示されていた王冠が、厳重な警備をかいくぐって消えてしまったのだ。現場に残されていたのは、奇妙な記号が書かれた1枚のカードだけ。
警備主任のあなたは、そのカードと現場の状況から犯人を突き止めなければならない。
手がかり
-
カードの記号: カードには、以下の図形が描かれていた。
●▲■
- 現場の状況:
- 王冠が展示されていたケースは、内側から丁寧に開けられていた。
- 監視カメラの映像は、王冠が盗まれる直前に数分間途絶えていた。
- 美術館の出入り口は全て施錠されており、侵入の形跡はない。
-
事件当時、美術館には以下の4人の人物がいた。
- アリス: 王室専門の宝石鑑定士。王冠のメンテナンスを担当していた。
- ボブ: 美術館の警備員。監視カメラのチェックを担当していた。
- キャシー: 美術史の研究者。王冠に関する論文を執筆中だった。
- デイビッド: 美術館の清掃員。夜間清掃を担当していた。
- 証言
- アリス:「今日は王冠のメンテナンスでケースを開けましたが、その後は自分のオフィスにいました。」
- ボブ:「監視カメラをチェックしていましたが、急に映像が途絶えてしまい、復旧作業に時間がかかりました。」
- キャシー:「王冠の論文を書いていましたが、疲れて休憩室でコーヒーを飲んでいました。」
- デイビッド:「夜間清掃をしていましたが、王冠の展示ケースには近づいていません。」
謎
犯人は誰で、どのようにして王冠を盗んだのか?カードの記号は何を意味するのか?
解答
犯人: ボブ
犯行の手口:
カードの記号「●▲■」は、監視カメラのリモコンのボタンを表している。 ●は録画ボタン、▲は再生ボタン、■は停止ボタンを意味している。 ボブは監視カメラの映像を停止させ(■)、王冠を盗み(王冠ケースを内側から開けることが出来るのは、メンテナンス担当のアリスか警備員のボブ)、映像が途絶えたことを報告することで、アリバイを作った。その後、録画を再開した(●)。
理由:
- 王冠のケースを内側から開けることができるのは、宝石鑑定士のアリスか警備員のボブのみ。
- 出入り口が全て施錠されていることから、外部からの侵入は不可能。
- 監視カメラが途絶えたタイミングで犯行が行われたことから、監視カメラの操作に詳しい人物が怪しい。
- カードの記号が監視カメラのリモコンのボタンを示唆している。
- アリス、キャシー、デイビッドはアリバイがある。
- ボブは監視カメラの映像が途絶えたことを報告することで、犯行時刻に監視カメラの前にいたことを装っている。
これらの状況から、監視カメラの操作に慣れており、王冠のケースを開けることができるボブが犯人である可能性が最も高い。