2025-07-07 22:11 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
物語:
古の王国、エルドラド。その国には、代々王に受け継がれる「太陽の王冠」と呼ばれる宝がありました。王冠は、エルドラドの繁栄の象徴であり、王家の威厳を示すものでした。しかし、ある夜、王冠は厳重に警備された王宮の宝物庫から忽然と姿を消してしまったのです。
王は、優秀な探偵であるあなたに、王冠の捜索を依頼しました。王宮に到着したあなたは、王宮の庭師、料理人、そして王の側近の3人に話を聞くことにしました。
証言:
- 庭師: 「私は、昨晩はずっと庭の手入れをしていました。夜中に、裏門の方から何か物音が聞こえた気がしましたが、気にせず作業を続けていました。」
- 料理人: 「私は、王様のために特別なスープを作っていました。材料の買い出しから戻ったのが夜の10時頃。その後は厨房にこもりっきりでした。」
- 王の側近: 「昨晩は、王と共に重要な会議に参加していました。会議が終わったのは夜の11時頃。その後は自室に戻り、書類の整理をしていました。」
さらに、あなたは宝物庫の周辺を調査し、以下の情報を入手しました。
- 宝物庫の扉は、高度な魔法で守られており、特殊な鍵がないと開けることができません。
- 宝物庫の窓は、小さく、鉄格子で厳重に守られており、人が通れる大きさではありません。
- 庭には、裏門から宝物庫へと続く、誰かが歩いたような足跡が残っていました。
- 料理人は、買い出しの際、裏門から一度王宮を出ている。
これらの証言と状況証拠から、犯人を特定してください。
解答
犯人は庭師です。
理由:
- 宝物庫への侵入: 宝物庫の扉と窓は厳重に守られており、通常の侵入は困難です。しかし、庭には裏門から宝物庫へと続く足跡がありました。
- 庭師の証言: 庭師は、夜中に裏門の方から物音が聞こえたと証言しています。これは、庭師自身が裏門から侵入し、王冠を盗んだことを示唆しています。
- 料理人の証言: 料理人は、夜の10時頃に買い出しから戻り、その後は厨房にいたと証言しています。裏門を通って王宮を出入りしていますが、王冠が盗まれた時間帯のアリバイはあります。
- 王の側近の証言: 王の側近は、夜の11時頃まで会議に参加し、その後は自室で書類整理をしていたと証言しています。宝物庫から王冠が盗まれた時間帯のアリバイはあります。
したがって、状況証拠と証言を総合的に判断すると、庭師が裏門から侵入し、王冠を盗んだ可能性が最も高いと考えられます。