2025-07-02 13:27 の謎
毎日楽しめる謎解き問題集
問題1:不思議な時計
古時計が一つ、壁にかかっています。しかし、この時計は普通ではありません。
- 長針は常に10を指しています。
- 短針はゆっくりと、通常の時計と同じ速度で動いています。
- 時計の下には、次のような言葉が書かれた紙が貼られています。「正しい時刻を知りたければ、鏡を見よ。」
今、鏡に映った時計の針は、長針が2を指し、短針は6と7の間を指しています。現在の正確な時刻は何時何分でしょうか?
問題2:迷子の手紙
あなたは郵便局で働いています。今日、宛先不明の手紙が届きました。手紙には次のような文章が書かれています。
「配達先を探しています。私はいつも誰かの役に立ちたいと思っています。私の名前は『〇〇〇〇』、4つの同じ文字でできています。私の家は、人々が集まる場所の近くにあります。どうか、私を正しい場所へ届けてください。」
この手紙の宛先はどこでしょうか?
問題3:秘密の宝箱
あなたは古い屋敷の隠し部屋で、鍵のかかった宝箱を見つけました。宝箱には、次のような奇妙なヒントが書かれています。
「始まりは終わり、終わりは始まり。言葉を逆さに、色を重ねて。」
宝箱を開けるためのヒントは何でしょうか?
問題4:消えたケーキ
食卓には美味しそうなケーキが置いてありました。しかし、目を離した隙に、ケーキが消えてしまいました。部屋にいたのは、以下の4人です。
- アリス:「私は本を読んでいたわ。ケーキなんて見てない。」
- ボブ:「僕は庭で遊んでいたよ。ケーキのことは何も知らない。」
- キャロル:「私は昼寝をしていたわ。ケーキがなくなったなんて信じられない。」
- デビッド:「僕はアリスと一緒に本を読んでいたんだ。だから、ケーキは盗んでないよ。」
ただし、この中に1人だけ嘘をついている人がいます。ケーキを食べたのは誰でしょうか?
解答
解答1:不思議な時計
7時50分
解説:
鏡に映った時計の長針が2を指しているということは、実際には10を指していることになります(12を軸に考えると、2と10は対称の位置にあります)。長針が10を指している時点で、分は50分と確定します。
鏡に映った短針が6と7の間にあるということは、実際には5と6の間に位置していることになります。短針は通常の時計と同じ速度で動いているので、5時50分から1時間20分後、つまり7時50分が正解となります。
解答2:迷子の手紙
交番
解説:
手紙の内容から、宛先を探すヒントは以下の通りです。
- 名前が4つの同じ文字でできている:〇〇〇〇
- 人々が集まる場所の近くにある
- 誰かの役に立ちたいと思っている
これらの条件を満たすのは「交番」です。「交番」は4つの同じ文字(こうばん)でできているわけではありませんが、漢字の「番」を分解すると、「米」「田」「米」「田」となり、似た要素の繰り返しと解釈できます。人々が集まる場所の近くにあり、人々の安全を守るという「役に立ちたい」という気持ちにも合致します。
解答3:秘密の宝箱
鍵
解説:
ヒントを読み解くと、
- 「始まりは終わり、終わりは始まり」→言葉を逆にする
- 「色を重ねて」→言葉を重ねる
「鍵」という言葉を逆さに読むと「ぎゃく」。「逆」という言葉に「鍵」という言葉を重ねて(くっつけて)「逆鍵(ぎゃくかぎ)」、つまり「鍵」となります。
解答4:消えたケーキ
キャロル
解説:
- アリスとデビッドは、互いにアリバイを証言しているので、どちらかが嘘をついているなら、2人とも嘘をついていることになります。しかし、嘘をついているのは1人だけなので、アリスとデビッドは正直に話していることになります。
- ボブは庭にいたと言っているので、ケーキのことは知らないはずです。
- 消去法で考えると、嘘をついているのはキャロルであり、ケーキを食べたのもキャロルということになります。昼寝をしていたというアリバイが偽りだったのです。