2025-07-01 07:13 の謎
謎解き問題:消えた王女と秘密の晩餐会
物語
古の王国、アルカディア。そこには美しく聡明なエメラルド王女がいました。ある夜、王女は王宮の晩餐会に出席する予定でしたが、直前に姿を消してしまったのです。
王女の部屋には、一枚の暗号めいたメモが残されていました。
メモ
「五つの皿、五つの謎。宴の席に真実あり。 最初の皿は甘き嘘、二つ目は苦き真実。 三つ目は酸っぱい嫉妬、四つ目は辛い後悔。 最後の皿は虚無の味。 裏切り者の名は、皿の順に隠される。」
晩餐会では、5つの皿が用意されていました。それぞれの皿には、料理と共にメッセージが添えられていました。
- 砂糖菓子: 「私は何も知りません。王女様は庭園に向かわれました。」
- 苦丁茶: 「私は全て知っています。王女様は地下牢に閉じ込められました。」
- レモン: 「私が王女様を閉じ込めたのです。彼女の美しさが憎かった。」
- 唐辛子: 「私が王女様を解放しました。自分の行いを悔いています。」
- 水: 「私は何も知りません。王女様は妖精にさらわれたのです。」
王女の信頼できる騎士、あなたはメモと晩餐会の情報を元に、王女を裏切った者の名前を突き止め、王女を救出しなければなりません。
問題
メモと晩餐会の情報から、裏切り者の名前を解き明かしてください。
解答
考え方
メモには「裏切り者の名は、皿の順に隠される」とあります。つまり、各皿のメッセージから一文字ずつ取り出すことで、裏切り者の名前が明らかになるはずです。
各メッセージをよく見ると、嘘をついている者、真実を言っている者、それぞれ存在することが分かります。裏切り者は当然、嘘をついているはずです。
- 1. 砂糖菓子: 「私は何も知りません。王女様は庭園に向かわれました。」
- もし本当に何も知らないなら、王女が庭園に向かったことを知っているはずがないので、嘘をついている。 一文字目は「わ」
- 2. 苦丁茶: 「私は全て知っています。王女様は地下牢に閉じ込められました。」
- 全て知っているという発言は真実味があり、王女が地下牢に閉じ込められたことも事実だと考えられる。
- 3. レモン: 「私が王女様を閉じ込めたのです。彼女の美しさが憎かった。」
- 自白しているので、真実を言っている。
- 4. 唐辛子: 「私が王女様を解放しました。自分の行いを悔いています。」
- 王女が地下牢に閉じ込められている状況と矛盾するため、嘘をついている。 二文字目は「が」
- 5. 水: 「私は何も知りません。王女様は妖精にさらわれたのです。」
- 妖精にさらわれたという非現実的な発言から、嘘をついている。 三文字目は「な」
結論
「わ」「が」「な」を組み合わせると、「ワガナ」という名前が浮かび上がります。
したがって、裏切り者の名前はワガナです。