2025-06-29 12:20 の謎
今日の謎解きチャレンジ!
問題1:消えた宝石の謎
ある有名な宝石商の倉庫から、目玉商品である「星の涙」という名のダイヤモンドが盗まれました。警察が現場に到着すると、宝石が保管されていた金庫は開いており、周りには宝石商とその従業員3人がいました。
宝石商は青ざめた顔で言いました。「私は昨日からずっと体調が悪く、今日は朝からずっと事務所で休んでいたんです。まさかこんなことが起こるなんて…」
従業員Aは言いました。「私は今日、朝からずっと商品の整理をしていました。倉庫には一度も入っていません。」
従業員Bは言いました。「私は午前中はずっと配達に出ていました。昼食のために一度戻ってきましたが、その後またすぐに出かけました。」
従業員Cは言いました。「私は一日中、顧客からの電話対応をしていました。忙しくて倉庫に行く暇なんてありませんでした。」
しかし、警察はすぐに犯人を特定しました。なぜなら、ある事実が、犯人を明確に示していたからです。
さて、犯人は誰でしょう?そして、その理由は何でしょう?
問題2:不思議な数列
次の数列には、ある規則性があります。
1, 4, 9, 16, 25, 36, ?
「?」に入る数字は何でしょう?
問題3:絵描きのジレンマ
絵描きのゴッホは、自分の絵を美術館に飾って欲しいと思っています。しかし、彼の絵は独特すぎて、美術館の館長はなかなか首を縦に振りません。
ある日、ゴッホは館長にこう言いました。「もし私の絵を飾ってくだされば、美術館の来場者数は必ず増えます。そして、増えなければ、私は二度と絵を描きません!」
館長は考えました。もしゴッホの絵を飾って来場者数が増えなかったら、彼は絵を描かなくなる。それは美術館にとって損失ではない。しかし、もし来場者数が増えたら、美術館の名声は高まる。
そこで館長は、ゴッホの申し出を受け入れることにしました。
さて、なぜ館長はゴッホの申し出を受け入れたのでしょうか? 最も論理的な理由を答えてください。
解答
問題1:消えた宝石の謎
- 犯人: 従業員B
- 理由: 従業員Bは「昼食のために一度戻ってきた」と言っていますが、配達に出ているのに昼食のためにわざわざ会社に戻ってくる必要はありません。昼食は配達先で済ませるのが自然です。この不自然な証言が、彼が嘘をついている証拠となります。
問題2:不思議な数列
- 解答: 49
- 理由: これは平方数の数列です。
- 1 = 1の2乗 (1 x 1)
- 4 = 2の2乗 (2 x 2)
- 9 = 3の2乗 (3 x 3)
- 16 = 4の2乗 (4 x 4)
- 25 = 5の2乗 (5 x 5)
- 36 = 6の2乗 (6 x 6) したがって、次の数字は7の2乗 (7 x 7) = 49となります。
問題3:絵描きのジレンマ
- 理由: ゴッホの申し出は、美術館にとってリスクが全くないからです。
- もし来場者数が増えれば、美術館は得をします。
- もし来場者数が増えなければ、ゴッホは二度と絵を描かなくなる。これは一見すると損失に見えますが、ゴッホの絵は独特なため、館長はそもそもゴッホが絵を描かなくなることを損失とは考えていません。むしろ、来場者数が減るリスクがないのであれば、ゴッホの申し出を受け入れることにはデメリットがないと判断したのです。