2025-06-28 16:12 の謎
毎日楽しめる謎解き問題:消えた王冠の謎
物語:
あなたは名探偵。ある日、古びた城の城主であるエドワード王から緊急の依頼が舞い込んだ。「王冠が盗まれた!」
エドワード王の話によると、王冠は厳重に警備された王室の宝物庫に保管されていた。しかし、今朝、王室の使用人が王冠がないことに気づいたという。宝物庫には王、王妃、執事、そして王室警備隊長の4人しか入ることができない。
エドワード王は非常に混乱しており、誰が王冠を盗んだのか見当もつかない様子だ。あなたは手がかりを求めて、4人から話を聞くことにした。
証言:
-
エドワード王: 「私は朝一番に宝物庫に行き、王冠の状態を確認した。確かにそこにあった。その後、王妃と朝食を共にした。」
-
王妃: 「私は朝食後、エドワード王と一緒に宝物庫に行った。王冠がなくなっていることに気づいたのはその時だ。私は一日中、庭でバラの手入れをしていた。」
-
執事: 「私は昨日から宝物庫には近づいていません。朝はいつも通り、王と王妃の朝食の準備をしていました。その後はずっと、城の掃除をしておりました。」
-
王室警備隊長: 「私は昨晩から宝物庫の警備についており、一晩中、持ち場を離れていません。しかし、誰も宝物庫に出入りするのを見ていません。」
手がかり:
- 宝物庫の扉は内側からしかロックできない特殊な構造になっている。
- 王室警備隊長は視力が悪く、眼鏡がないと人の顔を認識できない。しかし、勤務中は眼鏡を着用している。
- 城には秘密の抜け道は存在しない。
- 王室の者は誰も嘘をつかない。
問題:
上記の証言と手がかりから、王冠を盗んだのは誰でしょうか? そして、どのようにして盗んだのでしょうか?
解答
犯人: 王室警備隊長
トリック:
警備隊長は視力が悪く、眼鏡がないと人の顔を認識できません。しかし、警備中は常に眼鏡をかけていると証言しています。これは矛盾していません。
王室警備隊長は、夜の間に王冠を盗み、宝物庫の中に隠しました。そして、朝になってから、王と王妃が宝物庫に入ってきた際に、「王冠が盗まれた」と騒ぎ立てたのです。彼は夜の間に王冠を隠したため、誰も宝物庫に出入りするのを目撃していません。
動機は不明ですが、例えば借金や、王室への恨みなどが考えられます。