2025-06-26 11:10 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
プロローグ:
古都セントラルシティの博物館で、国宝である「太陽王の王冠」が盗まれてしまった!警備システムは完璧で、侵入者の形跡は全くない。しかし、王冠が展示されていたケースだけが空っぽになっている。あなたはセントラルシティ警察の敏腕刑事。署長から直々に、この難事件の解決を命じられた。
手がかり1:現場の状況
- 王冠が展示されていたケースは、鍵がかかったまま開けられていた。鍵は博物館の館長が保管しており、紛失や盗難の報告はない。
- ケースの周りには、小さな白い羽が数枚落ちていた。
- 博物館の監視カメラは、事件発生時刻にはなぜか全て停止していた。
- 現場には、かすかに甘い香りが残っていた。
手がかり2:容疑者リスト
- 館長: 博物館の運営に長年携わっており、王冠の価値を知り尽くしている。最近、多額の借金を抱えているという噂がある。
- 清掃員: 毎日博物館を清掃しており、内部構造に詳しい。以前、窃盗の前科がある。
- バードトレーナー: 博物館の中庭で、鳥のショーを定期的に開催している。ショーで使う鳥は、訓練されたハトやインコなど。
- パティシエ: 博物館のカフェで働く。甘い香りのするお菓子をよく作っており、カフェの裏口から博物館内に出入りすることができる。
謎:
以上の手がかりから、王冠を盗んだ犯人と、犯行の手口を推理してください。
解答
犯人: バードトレーナー
犯行の手口:
- バードトレーナーは、ショーで使う訓練されたハトを利用した。
- ハトに王冠に似た重さのダミーを運ばせる訓練をしていた。
- 事件当日、監視カメラが停止している時間帯に、ハトに王冠をくちばしでつまんで持ち去らせた。ハトは中庭から博物館内に侵入し、ケースの隙間から王冠を運び出したと考えられる。
- ケースの周りに落ちていた白い羽は、ハトのもの。
- 甘い香りは、ハトをおびき寄せるためにバードトレーナーが使った餌の匂いだった。
理由:
- 白い羽はバードトレーナーの飼っている鳥のものである可能性が高い。
- 警備システムが完璧なため、直接侵入するのは困難。鳥を利用すれば、警備をかいくぐることができる。
- 監視カメラの停止は、バードトレーナーが事前に計画した可能性もある(ショーの準備などで博物館の職員と接触する機会が多いため)。
- 館長や清掃員は、直接的な動機や前科があるものの、犯行の手口が不明。パティシエは甘い香りの手がかりがあるものの、王冠を盗む動機が薄い。
- バードトレーナーは、普段から鳥を扱っており、鳥を使った犯行を実行するスキルを持っていると考えられる。