2025-06-26 02:45 の謎
毎日謎解き:不思議な図書館と秘密の書架
あなたは、街の片隅にある古びた図書館に足を踏み入れました。埃っぽい本の匂いと、静寂が心地よい空間です。司書のおばあさんは、優しく微笑みながら言いました。
「いらっしゃい。この図書館には、ちょっと変わった秘密があるんですよ。書架のどこかに、秘密の書があるんです。それを見つけられるかどうか、試してみませんか?」
図書館には、AからZまでの名前が付いた26個の書架があります。それぞれの書架には、様々なジャンルの本が並んでいます。司書のおばあさんは、秘密の書がある書架について、以下のヒントを教えてくれました。
- 秘密の書がある書架の名前は、母音で始まらない。
- 秘密の書がある書架の名前のアルファベットは、素数番目ではない。(A=1, B=2, C=3, … Z=26 とする)
- 秘密の書がある書架には、動物に関する本が少なくとも5冊はある。
- 秘密の書がある書架の隣の書架(アルファベット順で前後)には、料理本が置いてある。ただし、Zの隣はAとみなす。
あなたは図書館内を探索し、各書架の特徴を調べました。
- 書架A: 科学、歴史、料理の本が多い。
- 書架B: 小説、詩集、動物に関する本が3冊。
- 書架C: 歴史、地理、料理の本が多い。
- 書架D: 動物、科学、音楽に関する本が7冊。
- 書架E: 絵本、児童書、料理の本が多い。
- 書架F: 小説、歴史、動物に関する本が6冊。
- 書架G: 詩集、音楽、料理の本が多い。
- 書架H: 動物、科学、歴史に関する本が2冊。
- 書架I: 美術、音楽、料理の本が多い。
- 書架J: 小説、詩集、動物に関する本が4冊。
- 書架K: 歴史、地理、料理の本が多い。
- 書架L: 動物、科学、音楽に関する本が8冊。
- 書架M: 絵本、児童書、料理の本が多い。
- 書架N: 小説、歴史、動物に関する本が9冊。
- 書架O: 詩集、音楽、料理の本が多い。
- 書架P: 動物、科学、歴史に関する本が10冊。
- 書架Q: 絵本、児童書、料理の本が多い。
- 書架R: 小説、歴史、動物に関する本が11冊。
- 書架S: 詩集、音楽、料理の本が多い。
- 書架T: 動物、科学、歴史に関する本が12冊。
- 書架U: 絵本、児童書、料理の本が多い。
- 書架V: 小説、歴史、動物に関する本が13冊。
- 書架W: 詩集、音楽、料理の本が多い。
- 書架X: 動物、科学、歴史に関する本が14冊。
- 書架Y: 絵本、児童書、料理の本が多い。
- 書架Z: 小説、詩集、動物に関する本が15冊。
さあ、あなたは秘密の書が隠された書架を見つけ出すことができるでしょうか?
解答
まず、ヒントを整理します。
- 母音で始まらない書架:B, C, D, F, G, H, J, K, L, M, N, P, Q, R, S, T, V, W, X, Z
- 素数番目ではない書架:B(2), C(3), E(5), G(7), K(11), M(13), Q(17), S(19), W(23) を除外。つまり、A, D, F, H, I, J, L, N, O, P, R, T, U, V, X, Y, Z が残る。ここから1の条件と合わせると、D, F, H, J, L, N, P, R, T, V, X, Z
- 動物に関する本が少なくとも5冊ある書架:D, F, L, N, P, R, T, V, X, Z
- 隣の書架に料理本がある書架:それぞれの書架の前後の書架を確認する。
上記の条件をすべて満たす書架を絞り込んでいきます。
- 書架D: 隣の書架CとEに料理本がある。動物の本は7冊。条件を満たす。
- 書架F: 隣の書架EとGに料理本がある。動物の本は6冊。条件を満たす。
- 書架H: 隣の書架GとIに料理本がある。動物の本は2冊。条件を満たさない。
- 書架J: 隣の書架IとKに料理本がある。動物の本は4冊。条件を満たさない。
- 書架L: 隣の書架KとMに料理本がある。動物の本は8冊。条件を満たす。
- 書架N: 隣の書架MとOに料理本がある。動物の本は9冊。条件を満たす。
- 書架P: 隣の書架OとQに料理本がある。動物の本は10冊。条件を満たす。
- 書架R: 隣の書架QとSに料理本がある。動物の本は11冊。条件を満たす。
- 書架T: 隣の書架SとUに料理本がある。動物の本は12冊。条件を満たす。
- 書架V: 隣の書架UとWに料理本がある。動物の本は13冊。条件を満たす。
- 書架X: 隣の書架WとYに料理本がある。動物の本は14冊。条件を満たす。
- 書架Z: 隣の書架YとAに料理本がある。動物の本は15冊。条件を満たす。
候補はD, F, L, N, P, R, T, V, X, Zに絞られました。
次に、ヒント2を再度確認します。アルファベット順が素数ではないことを確認します。 D(4), F(6), L(12), N(14), P(16), R(18), T(20), V(22), X(24), Z(26) はいずれも素数ではありません。
以上の情報から、秘密の書がある書架は複数特定できてしまいます。しかし、ここではより面白い展開として、もう一つ隠されたヒントがあったと仮定します。
- 秘密の書の書架のアルファベットを数字に変換した時、その数字の桁を足すと1桁になる。
これを考慮すると、
- D(4) -> 4
- F(6) -> 6
- L(12) -> 1+2=3
- N(14) -> 1+4=5
- P(16) -> 1+6=7
- R(18) -> 1+8=9
- T(20) -> 2+0=2
- V(22) -> 2+2=4
- X(24) -> 2+4=6
- Z(26) -> 2+6=8
となり、すべて1桁の数字になるので、このヒントからは絞り込めません。
より高度なヒントとして、以下を追加します。
- 秘密の書がある書架のアルファベットを数字に変換した時、その数字を2で割ると割り切れる。
- D(4) -> 4 / 2 = 2
- F(6) -> 6 / 2 = 3
- L(12) -> 12 / 2 = 6
- N(14) -> 14 / 2 = 7
- P(16) -> 16 / 2 = 8
- R(18) -> 18 / 2 = 9
- T(20) -> 20 / 2 = 10
- V(22) -> 22 / 2 = 11
- X(24) -> 24 / 2 = 12
- Z(26) -> 26 / 2 = 13
これで割ると割り切れるのは、D(4), L(12), P(16), R(18), T(20), V(22), X(24), Z(26)となります。 ここから、最初のヒントから考えると、母音で始まらない、素数ではないものは、D, L, P, R, T, V, X, Zでした。
最終的な解答を出すために、
- 秘密の書がある書架のアルファベットを数字に変換した時、その数字の桁を足して2で割ると割り切れるものはD, L, P, R, T, V, X, Zの中から?
- D(4) -> 4 / 2 = 2
- L(12) -> (1+2) / 2 = 1.5
- P(16) -> (1+6) / 2 = 3.5
- R(18) -> (1+8) / 2 = 4.5
- T(20) -> (2+0) / 2 = 1
- V(22) -> (2+2) / 2 = 2
- X(24) -> (2+4) / 2 = 3
- Z(26) -> (2+6) / 2 = 4
これで割り切れるのはD, T, V, Zとなります。 ここで、最初のヒントに戻ると、母音で始まらない、素数ではないものは、D, T, V, Zでした。
この中から、図書館にある本の情報を元に絞り込むことを考えると、動物に関する本の冊数が最も多いのが書架Zです。
したがって、秘密の書があるのは書架Zです。