2025-06-23 10:13 の謎
毎日謎解き:消えた王女と秘密の楽譜
物語
古の王国、アストリア。この国には、美しい歌声を持つエメラルド王女がいました。王女の歌声は、国民の心を癒し、国に繁栄をもたらすと信じられていました。しかし、ある満月の夜、王女は忽然と姿を消してしまいます。
王女の部屋に残されていたのは、一枚の古い楽譜。楽譜には、見慣れない記号と、いくつかの数字が書き込まれていました。王女の失踪事件を解決するため、あなたは王宮に呼ばれ、この楽譜の謎を解き明かすよう命じられます。
楽譜
♪ = 3
♫ = 5
♬ = 7
♭ = 2
楽譜の断片:
♪ ♫ ♭ ♪ ♬ ♫ ♭
1 X 4 Y Z 2 3
手がかり
- 楽譜の記号は、それぞれ特定の数字を表している。
- 楽譜の断片に書かれた数字と記号を対応させると、ある言葉が浮かび上がる。
- X, Y, Z にはそれぞれ数字が入る。
- X, Y, Z に入る数字はそれぞれ1桁の数字である。
- X, Y, Z に入る数字をアルファベット順に並べると、ある規則性が見えてくる。
王女はどこへ消えたのか?そして、楽譜に隠されたメッセージとは? 全ての謎を解き明かし、王女を見つけ出してください!
解答
まず、楽譜の記号に対応する数字を当てはめます。
♪ = 3
♫ = 5
♬ = 7
♭ = 2
楽譜の断片に当てはめると、以下のようになります。
♪ ♫ ♭ ♪ ♬ ♫ ♭
3 5 2 3 7 5 2
1 X 4 Y Z 2 3
次に、上下の数字の差を計算します。
3 - 1 = 2
5 - X = ?
2 - 4 = -2
3 - Y = ?
7 - Z = ?
5 - 2 = 3
2 - 3 = -1
差を順番に並べると「2, ?, -2, ?, ?, 3, -1」となります。
この数列に規則性を見出すために、X, Y, Z に入る数字を仮定して試行錯誤します。 ここで、手がかり5の「X, Y, Z に入る数字をアルファベット順に並べると、ある規則性が見えてくる。」という部分が重要になります。
X, Y, Zはそれぞれ1桁の数字なので、順番に当てはめて考えます。
もし、X = 3, Y = 0, Z = 4と仮定すると、数字の差は以下のようになります。
3 - 1 = 2
5 - 3 = 2
2 - 4 = -2
3 - 0 = 3
7 - 4 = 3
5 - 2 = 3
2 - 3 = -1
差を順番に並べると「2, 2, -2, 3, 3, 3, -1」となります。規則性は見出せません。
そこで、手がかりの「X, Y, Z に入る数字をアルファベット順に並べると、ある規則性が見えてくる。」という部分に着目します。
アルファベット順に並べた時、規則性が見えやすい数列になるように仮定すると、X = 3, Y = 1, Z = 6 と仮定できます。 それぞれの数字を当てはめて計算すると、以下のようになります。
♪ ♫ ♭ ♪ ♬ ♫ ♭
3 5 2 3 7 5 2
1 3 4 1 6 2 3
数字の差は以下のようになります。
3 - 1 = 2
5 - 3 = 2
2 - 4 = -2
3 - 1 = 2
7 - 6 = 1
5 - 2 = 3
2 - 3 = -1
差を順番に並べると「2, 2, -2, 2, 1, 3, -1」となります。
この数列をよく見ると、以下のように分解できます。
- 2, 2, -2, 2 … 偶数
- 1, 3, -1 … 奇数
数列を偶数と奇数に分けると、偶数は「2, 2, -2, 2」、奇数は「1, 3, -1」となります。 それぞれの数字をアルファベット順に並べると、X = 3, Y = 1, Z = 6 なので、3, 1, 6 となります。
3, 1, 6 をアルファベット順に並べると、1, 3, 6 となります。
この数列をよく見ると、等差数列になっていることが分かります。(公差は2)
以上の事から、X = 3, Y = 1, Z = 6 で正しいと判断できます。
X = 3, Y = 1, Z = 6 を楽譜の断片に当てはめると、以下のようになります。
♪ ♫ ♭ ♪ ♬ ♫ ♭
3 5 2 3 7 5 2
1 3 4 1 6 2 3
それぞれの数字に対応するアルファベットを当てはめます。
1 = A 2 = B 3 = C 4 = D 5 = E 6 = F 7 = G
C E B C G E B
A C D A F B C
上の段と下の段をペアにして、アルファベット順に並び替えます。
(A, C), (C, E), (D, B), (A, C), (F, G), (B, E), (C, B)
それぞれのアルファベットを対応する数字に変換します。
(1, 3), (3, 5), (4, 2), (1, 3), (6, 7), (2, 5), (3, 2)
この数列を元に、王女の居場所を特定する手がかりを探します。 ここで、王女は歌が得意だったという情報から、音階と関連付けて考えます。
(1, 3), (3, 5), (4, 2), (1, 3), (6, 7), (2, 5), (3, 2) の数列を、音階に対応させます。 (ド, ミ), (ミ, ソ), (ファ, レ), (ド, ミ), (ラ, シ), (レ, ソ), (ミ, レ)
それぞれの音階を繋げて読むと、「ドミミソファレドミラシレソミレ」となります。
この音階を、言葉として意味が通るように並び替えます。 すると、「ミレド、ソラシド、ファミレソ、ミレ」となります。
この言葉を注意深く読むと、「未来都 Sora Cido Familia Resort」 という場所の名前が隠されていることが分かります。
答え:王女は未来都 Sora Cido Familia Resort にいる。