2025-06-22 05:12 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠
ストーリー
あなたは名探偵。ある日、小さな国の王様から依頼が舞い込んだ。 「大変だ! 明日の戴冠式で使う王冠が消えてしまった! 城の中を探し回ったが、どこにも見当たらない。どうか、私に力を貸してほしい!」
城に到着したあなたは、王様から事情を聞き、城の中を調べ始めた。容疑者は3人。
- 宰相: 王様に長年仕えており、忠誠心は厚いが、最近、王位を狙っているという噂も…。
- 王女: 明るく活発な王様の娘。戴冠式には興味がなく、冒険が好き。
- 庭師: 城の庭を管理する老人。口数が少なく、いつも庭の手入れをしている。
あなたは3人に話を聞いた。
証言
- 宰相: 「私は朝からずっと、明日の戴冠式の準備をしていました。王冠が盗まれた時間帯は、式典のリハーサルに参加していました。」
- 王女: 「私は、お城の秘密の抜け道を探検していました。誰も見ていませんが、本当です!」
- 庭師: 「私は一日中、庭の手入れをしていました。王冠が盗まれた時間帯は、バラの剪定をしていました。」
さらに、あなたは城の記録係から、3人のアリバイを裏付ける情報を手に入れた。
- 宰相: 式典のリハーサルは、午前10時から12時まで行われた。
- 王女: 王女がよく使う秘密の抜け道は、午前9時から午後1時まで閉鎖されていた。
- 庭師: 庭師が担当するバラ園では、午前11時頃に雨が降り、庭師は雨宿りのため物置小屋に避難していた。
王冠が盗まれたのは、午前11時頃だと判明。
問題
上記の情報から、王冠を盗んだのは誰でしょうか?
解答
王冠を盗んだのは宰相です。
理由
- 王女のアリバイ: 王女が秘密の抜け道を探検していた時間帯は、抜け道が閉鎖されていたため、物理的に不可能。
- 庭師のアリバイ: 王冠が盗まれた午前11時頃、庭師はバラ園で雨に降られ、物置小屋に避難していたため、王冠を盗むことは不可能。
- 宰相のアリバイの矛盾: 宰相は午前10時から12時までリハーサルに参加していたと証言していますが、王冠が盗まれた午前11時頃はリハーサル中であり、アリバイがあるように見えます。しかし、リハーサルの時間帯は2時間と幅があり、午前11時頃にリハーサルを一時的に抜け出し、王冠を盗む時間があったと考えられます。
- 動機: 宰相には、王位を狙っているという噂があり、王冠を盗む動機があります。