2025-06-21 07:10 の謎

毎日謎解き:不思議な図書館と秘密の暗号

物語

あなたは、街の片隅にある古びた図書館に足を踏み入れました。埃っぽい本の匂い、静寂に包まれた空間、そして時折聞こえる古時計の針の音。この図書館は、一風変わった館長が運営しており、訪れる人はほとんどいません。

ある日、あなたは館長に話しかけられました。「最近、面白いものを見つけたんだ。古い本の間に挟まっていた暗号らしきものだよ。解読できたら、君に特別な本を貸し出そう。」

館長は、一枚の紙切れをあなたに手渡しました。そこには、奇妙な記号と数字が書かれていました。

暗号

A = 1, B = 2, C = 3, ... Z = 26
そして、
X + Y = 10
Y + Z = 18
Z + W = 23
W + V = 19
V + U = 14
U + T = 9

この暗号を解き、最終的に導き出される単語を答えてください。


ヒント:

  1. アルファベットと数字の対応関係をよく見てください。
  2. 連立方程式のように考えて、アルファベットに対応する数字を順番に解いてみましょう。
  3. 最終的に得られた数字をアルファベットに戻すと、意味のある単語が現れます。

解答

まずは、与えられた方程式を解いて、それぞれのアルファベットがどの数字に対応するかを求めます。

  1. Uの値を求める:
    • U + T = 9
    • U = 9 - T
  2. Vの値を求める:
    • V + U = 14
    • V = 14 - U
    • V = 14 - (9 - T)
    • V = 5 + T
  3. Wの値を求める:
    • W + V = 19
    • W = 19 - V
    • W = 19 - (5 + T)
    • W = 14 - T
  4. Zの値を求める:
    • Z + W = 23
    • Z = 23 - W
    • Z = 23 - (14 - T)
    • Z = 9 + T
  5. Yの値を求める:
    • Y + Z = 18
    • Y = 18 - Z
    • Y = 18 - (9 + T)
    • Y = 9 - T
  6. Xの値を求める:
    • X + Y = 10
    • X = 10 - Y
    • X = 10 - (9 - T)
    • X = 1 + T

ここで、すべてのアルファベットがTを使って表現されていることがわかります。これらのアルファベットは1から26の範囲の整数なので、Tの値が整数になるように調整していくと…

T = 5の場合、すべてのアルファベットが1~26の範囲に収まることがわかります。

T = 5
U = 9 - T = 4
V = 5 + T = 10
W = 14 - T = 9
Z = 9 + T = 14
Y = 9 - T = 4
X = 1 + T = 6

それぞれの文字をアルファベットに対応させると…

X = 6 → F
Y = 4 → D
Z = 14 → N
W = 9 → I
V = 10 → J
U = 4 → D
T = 5 → E

この文字を並び替えると、「DJINNI」という単語になります。 これは物語の内容から「GENIE」と読むことができ、答えは「GENIE(魔人)」です。