2025-06-20 17:10 の謎
毎日楽しめる謎解き:古書店と秘密の蔵書
ストーリー
あなたは、街の片隅にある古書店「言の葉堂」の店主だ。ひっそりと佇むその店は、古くからの常連客に愛され、静かな時を刻んでいる。ある日、常連客の一人である老紳士が、焦った様子で店に駆け込んできた。
「大変だ!言の葉堂の奥にある蔵書庫に、盗賊が侵入したらしい!」
あなたは慌てて蔵書庫へ向かう。埃を被った扉を開けると、確かに何者かが侵入した形跡があった。しかし、盗まれたものは見当たらない。代わりに、古書が並ぶ棚の一角に、一枚のメモが挟まっていた。
メモには、奇妙な言葉が書かれていた。
「本の並び、左から3、5、1、7。文字を繋ぎて、真実を知るべし。」
蔵書庫にある本は、年代順や著者順など、特定のルールで並べられているわけではない。あなたはメモを手に、盗賊が残したメッセージの解読に挑む。
問題
蔵書庫の本を注意深く観察すると、それぞれの本の背表紙には、一文字ずつカタカナの文字が書かれていることに気づいた。それぞれの文字は、本のタイトルの一部だったり、著者の名前の一部だったりと、特に規則性はない。
あなたは、メモの指示に従い、蔵書を「左から」数えて、3番目、5番目、1番目、7番目の本の背表紙に書かれたカタカナを繋げて、意味のある言葉を作ろうとした。
すると、以下のようになった。
- 1番目の本の背表紙:カ
- 3番目の本の背表紙:ギ
- 5番目の本の背表紙:リ
- 7番目の本の背表紙:ザ
さて、この4つの文字を繋げると、ある場所にたどり着くためのヒントが隠されている。それは一体どこだろうか?
解答
メモの指示に従い、本の背表紙の文字を繋げると「カ」「ギ」「リ」「ザ」となる。
これを並び替えると「カギザシ」となる。
「カギザシ」は「鍵指し」と解釈できる。
つまり、盗賊が隠したものは、鍵穴のような場所に隠されていると考えられる。
答え:鍵穴