2025-06-20 12:22 の謎

毎日謎解き:消えた王冠の謎

物語:

古都オウギシマにそびえ立つオウギ城。この城には代々、王家に受け継がれてきた輝かしい王冠がありました。しかし、今朝、王冠が消えてしまったのです!

城の調査の結果、怪しい人物が3人浮かび上がりました。

3人はそれぞれ、事件について次のように証言しています。

さらに、調査の結果、以下の事実が判明しました。

  1. 犯人は必ず嘘をついている。
  2. 王冠が消えたのは、昨日の夕方から今朝の間である。
  3. 3人のうち、王冠の部屋に立ち入ることができたのは1人だけである。
  4. アカリは嘘をついていないことが判明した。

問題:

王冠を盗んだ犯人は誰でしょうか? そして、それはなぜそう言えるのでしょうか?

解答

犯人はケンタです。

理由:

  1. アカリの証言の検討: アカリは嘘をついていないため、「今朝は早くから掃除をしていました。王冠の部屋の前も通りましたが、いつもと変わった様子はありませんでした。」という証言は真実です。

  2. ミドリの証言の検討: ミドリの証言「朝は庭の手入れをしていました。ケンタさんが昨日夕方、庭にいたのは見ましたが、それ以外は誰も見ていません。」は、ケンタが夕方に庭にいたことを認めているため、この部分は真実です。

  3. ケンタの証言の検討: ケンタの証言「昨日の夕方、城に品物を納入しました。その際、庭でミドリさんと会って少し話しました。王冠の部屋には近づいていません。」には、「王冠の部屋には近づいていません。」という部分が含まれています。しかし、犯人は必ず嘘をついているため、ケンタが犯人であるならば、この証言は嘘でなければなりません。つまり、ケンタは王冠の部屋に近づいたことになります。

  4. 消去法による犯人の特定:
    • アカリは嘘をついていないため、犯人ではありません。
    • ミドリは、ケンタが夕方に庭にいたことを認めているため、この部分が嘘である可能性は低いです。また、ミドリが王冠の部屋に立ち入ったという情報もありません。
    • ケンタは、嘘をついている可能性があり、王冠の部屋に近づいたという矛盾を抱えています。
  5. 結論: 以上のことから、王冠を盗んだ犯人は、嘘をついているケンタである可能性が最も高いと言えます。