2025-06-18 10:12 の謎
謎解き問題:消えたケーキの行方
ストーリー
今日は待ちに待った誕生日。朝起きたら、テーブルには美味しそうなチョコレートケーキが置いてありました。しかし、昼過ぎにケーキを食べようとしたら、なんとケーキが跡形もなく消えていたのです!
家にいたのは、以下の4人。
- お父さん: いつも新聞を読んでばかり。甘いものは苦手と言っている。
- お母さん: 庭の手入れをしていて、ケーキには気づかなかったらしい。
- お兄ちゃん: 友達とゲームをしていて、お腹が空いていないと言っている。
- 妹: 大好きなテレビアニメに夢中で、ケーキには目もくれなかったらしい。
4人に話を聞くと、それぞれ次のように証言しました。
- お父さん: 「私はケーキを見ていないし、食べていない。新聞を読んでいたから。」
- お母さん: 「私は庭にいたから、ケーキがどうなったか全然知らないわ。」
- お兄ちゃん: 「僕はゲームに集中してたから、ケーキのことなんて気にしてないよ。」
- 妹: 「テレビに夢中だったから、ケーキは見てない。お腹も空いてないし。」
しかし、探偵であるあなたは、4人の証言の中に嘘をついている人物がいることに気が付きました。さらに、以下の情報も得ています。
- 犯人は一人である。
- 犯人はケーキを全て食べた。
- 犯人は嘘をついている。
- ケーキがあった場所から、犯人が隠れることができる場所は限られている。
問題
消えたケーキを食べた犯人は誰でしょう? また、どのようにして犯人を特定しましたか? 論理的な思考で犯人を突き止めてください。
解答
犯人: お父さん
推理:
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証言の分析: 4人の中で「甘いものが苦手」と言っているのはお父さんだけです。もしお父さん以外が犯人であれば、「ケーキを食べた」という事実と「お腹が空いていない」という証言に矛盾が生じる可能性があります。
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アリバイの検証: お母さん、お兄ちゃん、妹はそれぞれアリバイを主張していますが、完全に証明することはできません。しかし、お父さんの「新聞を読んでいた」という証言は、ケーキの状況を把握していなかったことを意味します。もし本当にケーキを見ていなかったなら、「私はケーキを見ていないし、食べていない。」と言う必要がないはずです。
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嘘の特定: 4人の証言の中で、嘘をついているのはお父さんです。お父さんの「私はケーキを見ていないし、食べていない。」という証言は、ケーキの存在を知っていることを示唆しています。また、甘いものが苦手と言っているにもかかわらずケーキを食べたということは、その事実を隠したいという動機になります。
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消去法: 上記の推理により、お父さんが嘘をついている可能性が最も高いと判断できます。他の3人はアリバイが曖昧ですが、嘘をつく動機が薄く、状況証拠も乏しいです。
したがって、最も論理的な結論として、消えたケーキを食べた犯人はお父さんであると考えられます。