2025-06-18 04:20 の謎

毎日楽しめる謎解き:消えた王冠

物語

あなたは名探偵。ある日、小さな国の王室から緊急の依頼が舞い込みました。

「大変です!明日の戴冠式で使用するはずの王冠が、今朝になって忽然と姿を消してしまったのです!王宮内を隈なく探しましたが、見つかりません。どうか、明日までに王冠を見つけ出してください!」

王宮に到着したあなたは、王室関係者から事情を聞き取りました。王冠に最後に触れたのは、以下の4人です。

王宮の調査を進めるうちに、以下の事実が判明しました。

  1. 王冠が保管されていた部屋の鍵は、執事が常に持っており、スペアキーは存在しない。
  2. 部屋には窓が一つあり、普段は施錠されている。しかし、裏庭に続く窓のため、庭から開けることができる。
  3. 王室関係者は皆、嘘をつくことはない。
  4. 王冠を持ち出すには、それなりの時間と、王冠が入ったケースを持ち運ぶ必要があり、人目に付きやすい。

王冠は一体どこへ消えたのでしょうか?そして、誰が持ち出したのでしょうか?


解答

犯人:庭師

理由:

  1. 執事が部屋の鍵を閉め、スペアキーが存在しないため、王妃以降、国王の弟と執事は部屋に侵入することは不可能。
  2. 国王の弟は、王冠を見た時間帯を「今朝」と証言しているが、その時点で王冠は無くなっている。王室関係者は嘘をつかないため、国王の弟は王冠がケースに入っているのを見ており、部屋の中には入っていない。
  3. 庭師は裏庭に続く窓が開いていたと証言している。
  4. 庭から窓を開け、王冠を持ち出すことが可能なのは庭師のみ。

したがって、庭師が裏庭から窓を開けて部屋に侵入し、王冠を盗んだと考えられます。