2025-06-17 12:23 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
あなたは名探偵の助手として、とある国の王室から依頼を受けました。王室に代々伝わる大切な王冠が、厳重に警備された王宮の一室から忽然と姿を消してしまったのです。
事件の概要:
- 王冠は、普段は王宮の一室の特別な展示ケースに保管されている。
- 部屋には、王室の人間とその許可を得た者しか入れない。
- 事件当日、部屋に出入りしたのは以下の4人。
- 国王:午前9時に10分間だけ部屋に入り、王冠の状態を確認した。
- 王妃:午前10時に5分間だけ部屋に入り、王冠を眺めた。
- 王子:午後1時に15分間だけ部屋に入り、王冠の写真を撮った。
- 執事:午後3時に30分間部屋に入り、展示ケースの清掃を行った。
- 午後5時、警備員が定期巡回で部屋を訪れた際、王冠が消えていることに気づいた。
- 部屋のドアと窓は、事件発覚時まで全て施錠されていた。
- 展示ケースは鍵がかかっており、壊された形跡はない。
- 部屋には監視カメラが設置されているが、なぜか午前11時から午後4時までの映像が全て消失していた。
- 部屋に出入りした4人は、それぞれ以下のように証言している。
証言:
- 国王:「私は王冠の状態を確認しただけで、触れてもいない。」
- 王妃:「私はただ王冠を眺めていただけです。美しい王冠でした。」
- 王子:「私は王冠の写真を撮っただけです。SNSにアップしようと思って。」
- 執事:「私は展示ケースを丁寧に清掃しました。王冠には指一本触れていません。」
手がかり:
- 部屋には、王冠以外のものが持ち込まれた形跡はない。
- 王冠は非常に重く、一人で持ち運ぶには困難である。
- 執事は、毎日午後3時に必ず展示ケースの清掃を行う。これは長年の習慣である。
問題:
以上の情報から、王冠を盗んだ犯人は誰でしょうか?そして、どのようにして王冠を盗み出したのでしょうか?
解答
犯人: 執事
犯行方法:
執事は、長年の習慣で毎日午後3時に展示ケースの清掃を行っていました。彼は、この習慣を利用して犯行に及びました。
監視カメラの映像が消失している時間帯に注目します。午前11時から午後4時までの映像が消えているということは、犯人はこの時間帯に何らかの行動を起こしたと考えられます。
執事は午後3時に30分間部屋にいましたが、この時間帯は監視カメラの映像が消失しています。彼は清掃中に、王冠を展示ケースから取り出し、自分の用意した特別な清掃用具(例えば、内部が空洞になっているバケツなど)の中に隠して持ち出したと考えられます。
王冠は重く一人で持ち運ぶのが困難ですが、清掃用具の中に入れてしまえば、自然な形で運び出すことができます。
他の3人はアリバイがあり、犯行は不可能と考えられます。
- 国王と王妃は、監視カメラが作動している時間帯に短時間だけ部屋に入っただけで、王冠を持ち出す時間はありません。
- 王子も同様に、監視カメラが作動している時間帯に写真を撮っただけで、王冠を持ち出す時間はありません。また、SNSにアップしようとしたという証言は、王冠を持ち出す目的とは矛盾します。
したがって、最も可能性が高いのは、執事が清掃の習慣を利用して王冠を盗み出したという説です。