2025-06-16 12:23 の謎
毎日謎解き:消えた王冠の謎
物語
古都オウルドゥームにそびえ立つ王宮。その宝物庫から、代々王家に伝わる大切な王冠が忽然と姿を消しました。王宮には、王様、王妃、王子、姫、そして5人の家臣が住んでいます。
あなたは名探偵として王宮に招かれ、王冠の行方を追うことになりました。
手がかり
- 王冠が消えたのは、昨夜の午後9時から午前6時の間である。
- 宝物庫には鍵がかかっており、合鍵を持っているのは王様と家臣Aだけである。
- 昨夜、王様は執務室で書類の整理をしていたと証言している。しかし、王妃は午後10時頃、執務室の前を通りかかった際、誰もいなかったと言っている。
- 王子は、昨夜は自室で勉学に励んでいたと証言している。
- 姫は、昨夜は体調が悪く、午後9時以降はずっと自室で休んでいたと証言している。
- 家臣Aは、昨夜は王宮の見回りをしていたと証言している。しかし、家臣Bは、午前0時頃、庭で家臣Aが誰かと密かに話しているのを目撃したと証言している。
- 家臣Cは、昨夜は自室で読書をしていたと証言している。
- 家臣Dは、昨夜は夜食の準備をしていたと証言している。
- 家臣Eは、昨夜は酒を飲みすぎて早くに寝てしまったと証言している。
- 宝物庫の入り口には、わずかに土がついた足跡が残されていた。王宮の庭には、家臣Aが手入れしている花壇がある。
問題
上記の証言と手がかりから、王冠を盗んだ犯人を特定してください。
解答
王冠を盗んだ犯人は 家臣A です。
理由
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王様の証言の矛盾: 王様は午後9時から午前6時の間に執務室にいたと証言していますが、王妃の証言と矛盾します。王様が嘘をついている可能性がありますが、ここではまず他の証拠を検討します。
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家臣Aの証言の矛盾: 家臣Aは王宮の見回りをしていたと証言していますが、家臣Bが午前0時頃に庭で誰かと密会しているのを目撃されています。これは見回りをしていたという証言と矛盾します。
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宝物庫の足跡: 宝物庫の入り口に残された土のついた足跡は、家臣Aが手入れしている花壇の土と一致する可能性が高いです。
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合鍵の存在: 家臣Aは王冠が保管されている宝物庫の合鍵を持っています。
これらの要素を総合的に判断すると、家臣Aが王冠を盗んだ可能性が最も高いと考えられます。家臣Aはアリバイがなく、宝物庫に侵入できる合鍵を持ち、花壇の土がついた足跡と一致する可能性があり、さらに見回りをしていたという証言も疑わしいです。