2025-06-15 09:11 の謎

毎日楽しめる謎解き問題:消えた王冠の謎

物語

あなたは、名探偵シャーロック・ホームズの助手として、ロンドンの街で数々の難事件を解決してきました。ある日、バッキンガム宮殿から緊急の知らせが届きます。

「女王陛下の王冠が盗まれた!」

現場に急行すると、そこには混乱した警備兵たちがいました。王冠は、厳重に警備された宝物庫の中に保管されていたはずでした。しかし、扉には破壊された跡はなく、警報装置も作動していません。

現場に残された手がかりは以下の通りです。

  1. 宝物庫の扉は、4桁の暗証番号でロックされている。
  2. 警備兵の証言によると、昨夜、宝物庫の警備を担当していたのは3人の警備兵、アリス、ボブ、チャーリーの3人だった。
  3. アリスは「昨夜はずっと自分の持ち場で待機していました。誰かが宝物庫に近づいた音は聞いていません」と証言。
  4. ボブは「昨夜は体調が悪く、休憩室で休んでいました。途中、トイレに一度だけ行きましたが、宝物庫の前は通っていません」と証言。
  5. チャーリーは「昨夜は宝物庫の前で警備をしていましたが、誰も宝物庫に近づきませんでした。ただ、夜中に一度だけ、アリスが飲み物を取りに休憩室へ行くのを見ました」と証言。
  6. 宝物庫の暗証番号は、3人の警備兵の誕生日の数字を組み合わせたものであることが分かっている。
  7. アリスの誕生日は、1月15日。ボブの誕生日は、5月20日。チャーリーの誕生日は、9月3日。

問題

上記の証言の中に、嘘をついている人物がいます。その人物を特定し、王冠を盗んだ犯人を推理してください。そして、宝物庫の暗証番号を解き明かしてください。

解答

嘘をついている人物

チャーリー

犯人

チャーリー

暗証番号

0115

解説

  1. 証言の矛盾点:チャーリーの証言には矛盾があります。チャーリーは「アリスが飲み物を取りに休憩室へ行くのを見た」と言っていますが、アリスは「誰かが宝物庫に近づいた音は聞いていない」と証言しています。もしチャーリーの証言が正しければ、アリスは休憩室へ行く際に宝物庫の前を通る必要があり、チャーリーの存在に気づくはずです。

  2. 犯人の特定:チャーリーが嘘をついていることから、チャーリーが王冠を盗んだ可能性が高いと考えられます。アリスとボブは、アリバイが成立しており、犯行は不可能と考えられます。

  3. 暗証番号の解読:宝物庫の暗証番号は、3人の警備兵の誕生日の数字を組み合わせたものです。チャーリーが犯人である可能性が高いことを考えると、チャーリーの誕生日(9月3日)が含まれている可能性が高いと考えられます。しかし、4桁の暗証番号にはなりません。そこで、アリスの誕生日である1月15日を組み合わせ、「0115」とすることで、4桁の暗証番号が完成します。

    • アリス:1月15日 → 0115
    • ボブ:5月20日 → 0520
    • チャーリー:9月3日 → 0903

結論

チャーリーが嘘をついており、王冠を盗んだ犯人である可能性が高いです。宝物庫の暗証番号は「0115」です。