2025-06-14 17:09 の謎
毎日謎解き:消えた宝石の謎
ストーリー
あなたは名探偵。ある日、大富豪のミスター・スミスから緊急の依頼が舞い込みました。
「大変だ!我が家の家宝である『希望の星』という宝石が、今朝になって忽然と消えてしまったんだ!」
スミス邸に到着したあなたは、まず状況を聞き込みました。
- 宝石は普段、厳重な金庫の中に保管されていた。
- 金庫の暗証番号を知っているのは、ミスター・スミス本人と、長年勤めている執事のジョンだけ。
- 金庫にこじ開けられた形跡はない。
- 昨夜から今朝にかけて、屋敷に出入りした者は誰もいない。
- 屋敷には、スミス、ジョン、メイドのメアリー、庭師のピーターの4人が住んでいる。
さらに、あなたは4人それぞれにアリバイを尋ねました。
- ミスター・スミス:「昨夜は書斎で読書をしていた。ジョンが夜食を持ってきた以外は、誰とも会っていない。」
- ジョン:「昨夜はいつも通り、スミス様に夜食をお届けし、その後は自室で休んでいた。朝になって宝石が消えていることに気づき、スミス様に報告した。」
- メアリー:「昨夜はキッチンで明日の準備をしていた。夜食の片付けが終わってからは、自室で休んでいた。」
- ピーター:「昨夜は庭の手入れを終え、早めに就寝した。朝は庭の掃除をしていた。」
あなたは屋敷内をくまなく調べましたが、宝石の痕跡は見つかりません。しかし、あなたは4人の証言の中に、矛盾があることに気づきました。
謎:宝石を盗んだのは誰でしょう?
ヒント
- 金庫が開けられた形跡がないことが重要です。
- 4人の証言の中に、矛盾が隠されています。
- 常識にとらわれず、柔軟な発想で考えてみましょう。
解答
犯人はジョンです。
論理
- 金庫が開けられた形跡がないため、犯人は暗証番号を知っている人物である必要があります。つまり、スミスかジョンのどちらかです。
- 犯行が可能だったのは、昨夜から今朝にかけての時間帯です。
- スミスは「ジョンが夜食を持ってきた」と証言しています。ジョンがスミスに夜食を届けた時点で、ジョンはスミスの部屋に入室しています。
- 一方、ジョンは「昨夜はいつも通り、スミス様に夜食をお届けし、その後は自室で休んでいた」と証言しています。
- もしジョンが宝石を盗んでいない場合、ジョンが宝石の盗難に気づくには、スミスが朝になって宝石がないことに気づき、ジョンに報告する必要があります。
- しかし、ジョンは「朝になって宝石が消えていることに気づき、スミス様に報告した」と証言しています。
- もしジョンが宝石を盗んでいない場合、スミスがジョンに報告する前に、ジョンが宝石がないことに気づくことは不可能です。
以上の点から、ジョンは宝石を盗んだ犯人であると結論付けられます。