2025-06-14 12:19 の謎
謎解き問題:消えたケーキの謎
物語
今日は待ちに待った、探偵のあなたのお誕生日。助手である少年、ケンジが腕によりをかけて作った、特製チョコレートケーキがテーブルの上に置かれていました。ところが、お昼過ぎに部屋に戻ると、ケーキが跡形もなく消えていたのです!
部屋にいたのは、以下の4人。
- ケンジ: ケーキを作った助手。
- ミドリ: 向かいの家に住む、お菓子作りが得意な少女。
- タケル: あなたの友人で、大食漢の青年。
- ネコ: あなたが飼っている、おとなしい猫。
4人はそれぞれ、以下のように証言しています。
- ケンジ: 「ケーキを置いた後、僕は一度も部屋に入っていません。」
- ミドリ: 「お昼前に、素敵なケーキの匂いがしたので、ちょっとだけ窓から覗きました。でも、部屋には入っていません。」
- タケル: 「お腹が空いていたけど、ケーキには手を付けていません。昼食は外で済ませました。」
- ネコ: 「ニャー(私はケーキが嫌いです。)」
部屋には、以下の証拠が残されていました。
- ケーキがあった場所に、小さなチョコレートの染みがいくつか。
- 窓が開け放たれており、外にはミドリの家の庭が見える。
- タケルの靴に、チョコレートの染みが付着している。
- ネコは、普段入らないあなたの机の下で丸くなっている。
問題
以上の証言と証拠から、ケーキを盗み食いしたのは誰でしょうか? 理由も添えて答えてください。
解答
ケーキを盗み食いしたのはタケルです。
理由
- ケンジの証言: ケーキを作ったケンジは、ケーキを置いた後部屋に入っていないので、犯人ではありません。
- ミドリの証言: ケーキの匂いに気づき窓から覗いただけで、部屋には入っていないと証言しています。また、窓が開け放たれていたとしても、ミドリの庭から直接ケーキを盗むのは不自然です。
- ネコの証言: ネコはケーキ嫌いであり、また普段入らない机の下に隠れていることから、何かを恐れていると考えられます。
- 証拠:
- チョコレートの染みがケーキのあった場所に残っていることから、誰かがケーキを食べたのは明らかです。
- タケルの靴にチョコレートの染みが付着していることが、彼がケーキの近くにいた証拠となります。
- タケルは大食漢であり、ケーキを盗み食いする動機があります。
- タケルは「お腹が空いていたけど、ケーキには手を付けていない」と述べていますが、これは嘘である可能性が高いです。
以上のことから、タケルがケーキを盗み食いし、チョコレートの染みを靴につけたと考えられます。ネコは、タケルがケーキを盗み食いする様子を見て怖がり、机の下に隠れたのでしょう。