2025-06-13 03:42 の謎

毎日謎解き:消えた王冠の謎

物語

あなたは腕利きの探偵。ある日、名高い王室から緊急の依頼が舞い込みました。「王室に代々伝わる大切な王冠が、警備の厳重な宝物庫から消えてしまったのです。」

王室の宝物庫は、鉄壁のセキュリティを誇ります。入口は指紋認証と暗証番号による二重ロック、内部には侵入者を感知するレーザーセンサーが張り巡らされています。しかし、監視カメラの映像には、誰も侵入した形跡がありません。

事件当日、宝物庫に立ち入ったのは以下の3人です。

3人ともアリバイがあり、犯行は不可能のように思えます。しかし、王冠が消えたのは事実。あなたは3人の証言と宝物庫の状況から、犯人を特定しなければなりません。

証言

手がかり

問題

上記の状況証拠と証言から、王冠を盗んだのは誰でしょうか?そして、どのようにして盗んだのでしょうか?

解答

犯人: 王妃

トリック:

王妃は、花を飾る際に花瓶に水を入れて宝物庫に持ち込みました。王冠は非常に重いため、埃が溜まっていると、少し傾いているだけでも台座から滑り落ちてしまう可能性があります。王妃は、花を生ける際に、埃の溜まった王冠をわざと少し傾けさせました。

水を入れた花瓶を王冠の近くに置き、花瓶を倒すことで、王冠を水で濡らし、重い王冠が埃で滑りやすくなっていたため、王冠は台座から滑り落ちました。王冠が落ちた衝撃で埃が舞い上がり、王妃はそれをごまかすために「宝物庫の中は少し埃っぽかった気がします」と証言しました。

レーザーセンサーは水平方向にしか感知しないため、王冠が垂直に落下した場合には反応しません。王妃は、王冠が落下した音を、花瓶を置く音でごまかしたのです。王妃は、王冠を花瓶の陰に隠して宝物庫から持ち出しました。