2025-06-11 07:12 の謎
謎解き問題:消えたケーキの行方
【ストーリー】
今日は、小学5年生のユウタ君の誕生日。お母さんが腕によりをかけて作った、ユウタ君の大好きなイチゴのショートケーキが、食卓の上に用意されていました。ところが、ユウタ君が学校から帰ってくると、ケーキが跡形もなく消えていたのです!
家には、お父さん、お母さん、そしてユウタ君の3歳になる妹のミナちゃんの3人がいました。誰かがケーキを隠したか、食べてしまったようです。
そこで、ユウタ君は家族に事情を聞くことにしました。
- お父さん: 「私は今日は一日中、書斎で仕事をしていて、一度も食卓には行っていないよ。」
- お母さん: 「私は夕方まで買い物に行っていて、帰ってきてから夕食の準備をしていたの。ケーキには全く触っていないわ。」
- ミナちゃん: 「…(モグモグ)…ケーキ、おいちかった…(ニヤリ)」
しかし、ユウタ君はミナちゃんの証言だけでは確信が持てませんでした。なぜなら、ミナちゃんはまだ幼く、時々嘘をついたり、話を盛ったりするからです。そこで、ユウタ君は、状況証拠を集めることにしました。
- 状況1: 食卓の上には、ケーキの箱と、フォークが3本置いてありました。
- 状況2: ミナちゃんの口の周りには、うっすらと白いクリームが付いていました。
- 状況3: お父さんの書斎からは、甘い匂いは全くしませんでした。
- 状況4: お母さんが買い物から帰ってきた時、ケーキはまだ食卓にあったそうです。
さて、ケーキを食べたのは誰でしょうか? そして、ユウタ君がそう判断した理由を説明してください。
解答
ケーキを食べたのは ミナちゃん です。
理由:
- 状況2: ミナちゃんの口の周りにクリームが付いていることから、彼女がケーキを食べた可能性が極めて高いです。
- 状況1: フォークが3本あることから、少なくとも3人がケーキを食べようとした可能性があります。
- 状況3: お父さんの書斎から甘い匂いがしないことから、お父さんが書斎でケーキを食べた可能性は低いです。
- 状況4: お母さんが買い物から帰ってきた時にケーキがあったことから、お母さんが買い物に行く前にケーキを食べた可能性は低いです。お母さんは夕食の準備をしていたと証言しており、夕食前にケーキを食べるとは考えにくいです。
これらの状況証拠と証言を総合的に判断すると、最も可能性が高いのは、ミナちゃんがケーキを食べてしまった、という結論になります。ミナちゃんの証言は曖昧ですが、口の周りのクリームという決定的証拠があります。