2025-06-10 08:16 の謎
毎日楽しめる謎解き：消えた王冠の謎
物語：
ある日、王国で最も大切な宝である「太陽の王冠」が盗まれてしまいました。王冠は、年に一度の太陽祭で王が被る特別なもので、祭まであと3日しかありません。
犯人は城の中にいることは間違いありません。容疑者は以下の４人です。
- アーサー：王に長年仕える忠実な執事。几帳面で時間管理に厳しい。
- ベアトリス：王の姪で、美しく聡明な女性。芸術を愛し、城の庭園の手入れをしている。
- セドリック：王国の騎士団長。勇敢で武術に長けているが、少し短気な一面も。
- ドロシー：王室付きの料理人。料理の腕は確かだが、秘密主義なところがある。
盗まれた日の朝、４人はそれぞれ次のような行動をしていました。
- アーサーは、午前6時に起床し、王に朝食を運んだ後、城の清掃をしていた。午前8時には、王に午後の会議の準備について最終確認をしていた。
- ベアトリスは、午前7時に起床し、庭園でバラの手入れをしていた。午前9時頃には、庭園に咲いた花を王に届け、王と少し話をした。
- セドリックは、午前6時に起床し、兵士の訓練をしていた。午前8時からは、城の警備体制の確認を行っていた。
- ドロシーは、午前5時に起床し、王の朝食の準備をしていた。午前7時からは、昼食の材料の買い出しに出かけていた。
王冠が盗まれたのは、午前9時頃だと考えられています。王冠が保管されていた部屋の扉には、ピッキングの跡がありました。しかし、扉の近くには、バラの花びらが一枚落ちていました。
犯人は一体誰でしょうか？
解答
犯人はベアトリスです。
理由：
- 時間的な矛盾： アーサー、セドリック、ドロシーは、午前9時頃には王冠の保管場所から離れた場所にいたことが証言と行動からわかります。
- バラの花びら： 扉の近くに落ちていたバラの花びらは、ベアトリスが庭園でバラの手入れをしていること、そして王にバラを届けたことから、彼女が現場にいた証拠となります。
- ピッキングの跡： ベアトリスは女性であり、騎士団長であるセドリックよりも、ピッキングのような細かい作業が得意である可能性が高いです。
- 動機： 物語の中では明示されていませんが、ベアトリスが王位を狙っている、あるいは王冠を別の目的で利用しようとしているなどの動機が考えられます（これは物語を膨らませる要素です）。