2025-06-10 00:57 の謎

毎日謎解き:消えたケーキの行方

【問題】

今日は待ちに待った誕生日。朝起きると、テーブルの上には美味しそうなチョコレートケーキが置いてありました。しかし、私が目を離した隙に、ケーキが忽然と姿を消してしまったのです!

部屋にいたのは、私を含めて4人。

それぞれにアリバイを聞いてみました。

しかし、よく調べてみると、全員が正直に話しているとは限らないことがわかりました。以下の情報があります。

  1. 犯人は一人だけ。
  2. 犯人は嘘をついている。
  3. 犯人以外は全員正直に証言している。
  4. ケーキは部屋の中から持ち出されていない。
  5. ケーキは誰かが食べた。

さて、ケーキを食べた犯人は誰でしょう?


解答

犯人はです。

【解説】

以下のように論理的に推理できます。

  1. もし私が犯人なら: 私が嘘をついていることになります。しかし、「ケーキを見ようとしたら、もう無かったんだもん!」という発言は、ケーキが無くなったことを証言しているだけで、嘘をついているとは断定できません。よって、私は犯人ではありません。
  2. もし父が犯人なら: 父が嘘をついていることになります。「新聞に夢中で、ケーキには全く気づかなかったよ。」という発言が嘘だとすると、父はケーキに気づいていたことになります。しかし、ケーキに気づいていたとしても、食べたとは断定できません。
  3. もし母が犯人なら: 母が嘘をついていることになります。「朝食を作っていて、ケーキのことは見ていないわ。」という発言が嘘だとすると、母はケーキを見ていたことになります。しかし、ケーキを見ていたとしても、食べたとは断定できません。
  4. もし弟が犯人なら: 弟が嘘をついていることになります。「ゲームに集中してて、ケーキなんて全然見てない!」という発言が嘘だとすると、弟はケーキを見ていたことになります。加えて、情報4と5から、ケーキは部屋から持ち出されておらず、誰かが食べたことがわかっています。弟がケーキを見ていた、つまり、食べる機会があったと考えると、矛盾なく状況を説明できます。

したがって、犯人は弟であると考えられます。