2025-06-10 00:57 の謎
毎日謎解き:消えたケーキの行方
【問題】
今日は待ちに待った誕生日。朝起きると、テーブルの上には美味しそうなチョコレートケーキが置いてありました。しかし、私が目を離した隙に、ケーキが忽然と姿を消してしまったのです!
部屋にいたのは、私を含めて4人。
- 私(誕生日を迎えた)
- 父(早起きで新聞を読んでいた)
- 母(朝食の準備をしていた)
- 弟(ゲームに夢中だった)
それぞれにアリバイを聞いてみました。
- 私:「ケーキを見ようとしたら、もう無かったんだもん!」
- 父:「新聞に夢中で、ケーキには全く気づかなかったよ。」
- 母:「朝食を作っていて、ケーキのことは見ていないわ。」
- 弟:「ゲームに集中してて、ケーキなんて全然見てない!」
しかし、よく調べてみると、全員が正直に話しているとは限らないことがわかりました。以下の情報があります。
- 犯人は一人だけ。
- 犯人は嘘をついている。
- 犯人以外は全員正直に証言している。
- ケーキは部屋の中から持ち出されていない。
- ケーキは誰かが食べた。
さて、ケーキを食べた犯人は誰でしょう?
解答
犯人は弟です。
【解説】
以下のように論理的に推理できます。
- もし私が犯人なら: 私が嘘をついていることになります。しかし、「ケーキを見ようとしたら、もう無かったんだもん!」という発言は、ケーキが無くなったことを証言しているだけで、嘘をついているとは断定できません。よって、私は犯人ではありません。
- もし父が犯人なら: 父が嘘をついていることになります。「新聞に夢中で、ケーキには全く気づかなかったよ。」という発言が嘘だとすると、父はケーキに気づいていたことになります。しかし、ケーキに気づいていたとしても、食べたとは断定できません。
- もし母が犯人なら: 母が嘘をついていることになります。「朝食を作っていて、ケーキのことは見ていないわ。」という発言が嘘だとすると、母はケーキを見ていたことになります。しかし、ケーキを見ていたとしても、食べたとは断定できません。
- もし弟が犯人なら: 弟が嘘をついていることになります。「ゲームに集中してて、ケーキなんて全然見てない!」という発言が嘘だとすると、弟はケーキを見ていたことになります。加えて、情報4と5から、ケーキは部屋から持ち出されておらず、誰かが食べたことがわかっています。弟がケーキを見ていた、つまり、食べる機会があったと考えると、矛盾なく状況を説明できます。
したがって、犯人は弟であると考えられます。