2025-06-09 16:14 の謎

毎日楽しめる謎解き:ある画家の奇妙な遺言

問題

有名な画家、アルフレッド・モンテスキューが亡くなった。彼は生前、一風変わった遺言を残していた。

「私の傑作は、私の魂と共に永遠に生き続ける。しかし、その傑作を手にする者は、私が遺した奇妙な謎を解き明かさなければならない。私のスタジオにある4枚のキャンバスを見よ。それらは一見バラバラだが、ある規則に従って配置されている。その規則を見抜き、正しい順番に並べ替えた時、真の傑作の場所が明らかになるだろう。」

アルフレッドのスタジオには、以下の4枚のキャンバスがあった。

  1. キャンバスA: 赤い背景に、黄色い円と青い三角形が描かれている。円は三角形の上に位置している。
  2. キャンバスB: 青い背景に、赤い四角形と緑の星が描かれている。四角形は星の左に位置している。
  3. キャンバスC: 黄色い背景に、青い五角形と赤いハートが描かれている。五角形はハートの下に位置している。
  4. キャンバスD: 緑の背景に、黄色の菱形と青い月が描かれている。菱形は月の右に位置している。

さらに、遺言にはこうも書かれていた。

「色、形、位置。それら全てが鍵となる。そして、最後に残るのは……光の道標だ。」

これらの情報を元に、4枚のキャンバスを正しい順番に並べ替え、真の傑作が隠された場所を特定せよ。傑作は、スタジオ内のどこかに隠されている。

ヒント

解答

キャンバスの正しい順番: C → A → B → D

論理的思考:

  1. 色の順番: 各キャンバスの背景色を、黄色 → 赤 → 青 → 緑 の順に並べると、虹の色(または色の三原色と緑)の順番になる。
  2. 形の順番: 各キャンバスに描かれた2つの図形のうち、大きい図形(背景に近い図形)の頂点の数を、五角形(5)→ 円形(∞) → 四角形(4)→ 菱形(4)の順に並べると、頂点数の減少と増加がみられる。円形だけが例外だが、角度がない図形として考えられる。
  3. 位置の順番: 各キャンバスに描かれた2つの図形の相対的な位置関係を、下 → 上 → 左 → 右 の順に並べている。
  4. 光の道標: 光の道標は、太陽の動きを指す。スタジオの窓から差し込む光が、特定の時間に特定の場所を照らす。
  5. 傑作の場所: キャンバスを正しい順番に並べたとき、各キャンバスの背景色と形の色を組み合わせると、C(黄色と青)→ A(赤と黄色)→ B(青と赤)→ D(緑と黄色)となる。遺言の中に「光の道標」という言葉があったことから、太陽光が関係すると推測できる。スタジオ内のどこかに、上記4つの色の光が差し込む場所があり、そこが傑作の隠し場所となる。
  6. 結論: したがって、傑作は、太陽光が上記4つの色の順番で差し込む場所に隠されている。