2025-06-09 08:17 の謎
毎日謎解き:消えた絵画と猫の足跡
【今日の依頼】
有名な猫専門の画廊「キャッツ・ギャラリー」で、展示されていた人気画家ニャン・ゴッホの最新作『星月夜と毛糸玉』が盗まれました!
ギャラリーのオーナー、ミスター・キャットリーから依頼を受けたあなたは、現場に急行しました。
現場は厳重にロックされており、侵入の形跡はありません。しかし、室内の様子は少しおかしいです。
【現場の状況】
- 絵画が飾られていた壁には、絵画を取り外した跡が残っている。
- 床には、猫の足跡が一つだけ残っている(複数ではない)。足跡は絵画のあった場所から、窓に向かって続いている。
- 窓は内側から閉まっており、鍵もかかっている。
- 部屋には、猫用のドアがある。
- 部屋には、誰もいない。
- ギャラリーには、猫が一匹だけ飼われている(名前はミケ)。ミケはとても賢く、ドアを開けることができる。
- ミケは普段、大人用のキャットフードしか食べないが、盗難があった日の朝、なぜか特別に高級な猫用おやつをミスター・キャットリーから与えられた。
【あなたの推理】
一体どのようにして絵画は盗まれたのでしょうか? 猫の足跡は何を意味するのでしょうか? ミケは事件に関わっているのでしょうか?
【問題】
上記の状況証拠から、絵画が盗まれた方法と犯人を推理してください。犯人は一人とは限りません。 ヒント:ミケの立場になって考えてみましょう。
解答
【絵画が盗まれた方法と犯人】
犯人はミスター・キャットリーとミケの共犯です。
- ミスター・キャットリーの役割: ミスター・キャットリーは、ミケに高級おやつを与えることで、いつもと違う特別な状況を作り出しました。これは、ミケに「今日は特別な日だ」と認識させ、普段しない行動を促すための準備です。
- ミケの役割: ミケは賢い猫なので、指示されたわけではなくとも、特別な状況であること、高級おやつをもらったことなどから、自分で「今日は特別なことをしてもいい日だ」と判断した可能性があります。
- 犯行の流れ: ミスター・キャットリーは、絵画を壁から取り外した後、猫の足跡を一つだけ残しました。そして、窓に向かって足跡をつけさせ、窓を閉め、鍵をかけました。ミケは猫用ドアから外へ出て、絵画は外にいる共犯者によって運び出されたと考えられます。
【論理的な整合性】
- 侵入の形跡がないのは、猫用ドアを利用したためです。
- 窓が内側から閉まっているのは、アリバイ作りのためです。
- 猫の足跡が一つだけなのは、足跡をたくさんつけると不自然になるため、あえて一つだけにしたと考えられます。
- ミケは普段大人用のキャットフードしか食べないのに、高級おやつを与えられたのは、ミケに特別な感情を抱かせ、普段しない行動(絵画の盗難に関わること)を促すためです。
- 犯人が複数いると考えられるのは、絵画を盗むには猫だけでは困難だからです。
【結論】
ミスター・キャットリーは、飼い猫であるミケを利用し、共犯者と共に絵画を盗んだと考えられます。彼らは、ミケの賢さと猫用ドアを利用することで、完璧な密室犯罪を企てたのです。
毎日謎解きをお楽しみください! 明日も新しい謎をご用意します。