2025-06-08 18:13 の謎
毎日楽しめる謎解き:消えた王冠の謎
物語
あなたは名探偵。ある日、古びた城の城主から緊急の依頼が舞い込みました。「王室に代々伝わる大切な王冠が、何者かに盗まれてしまったのです!」。城を訪れると、城主は憔悴しきった様子。王冠が置かれていた部屋は厳重に施錠されており、こじ開けられた形跡はありません。
部屋に入ると、以下の手がかりが見つかりました。
- 部屋には、城主、メイド、庭師、執事の4人しか出入りしていない。
- 部屋の扉は内側から鍵がかかっていた。
- 部屋には小さな窓があり、開け放たれていた。しかし、大人が通れる大きさではない。
- 窓の下には、花壇があり、土が少し乱れている。
- 部屋には、以下のメモが残されていた。「夜空を舞う鳥、秘密の場所を知る。鍵は時の流れの中に。」
- 城の庭には大きな鳩時計があり、毎正時になると鳩が飛び出してくる。
- 鳩時計の裏には、小さな鍵穴がある。
- 鳩時計の針は、盗難があったと思われる時間帯(午前3時)を指したまま止まっている。
犯人は誰でしょうか?そして、王冠はどこに隠されているのでしょうか?
解答
犯人:庭師
王冠の隠し場所:鳩時計の中
解説:
- 密室のトリック: 部屋が内側から施錠されていたため、外部からの侵入は困難です。犯人は4人の中にいると考えられます。
- 小さな窓: 大人が通れない窓は、犯人の侵入経路としては考えにくいです。
- メモの解読:
- 「夜空を舞う鳥」は、鳩時計の鳩を指しています。
- 「秘密の場所を知る」は、鳩時計の中に何か隠されていることを示唆しています。
- 「鍵は時の流れの中に」は、鳩時計の針が指す時間が鍵であることを示唆しています。
- 午前3時: 鳩時計が止まっている午前3時という時間が重要です。鳩時計は毎正時に鳩が飛び出すため、午前3時には3回鳩が飛び出します。
- 庭師の役割: 花壇の土が乱れているのは、庭師が鳩時計の裏にある鍵穴に鍵を差し込むために、鳩時計の裏に回り込んだ際についたものと考えられます。
犯行の手口:
庭師は、王冠を盗むために事前に鳩時計の裏にある鍵穴の位置を知っていました。盗難当日、午前3時に鳩時計の裏の鍵穴に隠し持っていた鍵を差し込み、鳩時計を開けて王冠を隠しました。部屋の窓から鳩を放ち(事前に訓練していた可能性も)、メモを残して犯行を偽装しました。