2025-06-08 15:11 の謎

毎日謎解き:消えた王女と秘密の楽譜

プロローグ

古の王国、アルカディア。美しい自然に囲まれたこの国では、人々は平和に暮らしていました。しかし、ある満月の夜、王女エメラルドが忽然と姿を消してしまいます。王女は音楽を愛し、自ら作曲もする才能豊かな少女でした。

王は国中の賢者を集め、王女の行方を捜させました。賢者たちは王女の部屋から、未完成の楽譜と、奇妙なメッセージが書かれた手紙を発見します。

問題

あなたは王に仕える賢者の一人です。王女の残した手がかりを解き明かし、彼女の居場所を突き止めてください。

手がかり1:楽譜

王女の残した楽譜には、いくつかの音符が塗りつぶされています。塗りつぶされた音符をアルファベットに置き換えると、ある言葉が浮かび上がります。

(添付画像:楽譜 - 楽譜の画像はテキストでは表現できないため、想像力を働かせてください。楽譜には、ドレミファソラシの音符がいくつか並んでおり、一部が黒く塗りつぶされています。塗りつぶされた音符は、それぞれ以下のアルファベットに対応すると仮定してください。ド=A, レ=B, ミ=C, ファ=D, ソ=E, ラ=F, シ=G. 塗りつぶされた音符は、例えば「ソ、ラ、ミ、ファ」だったとします。)

手がかり2:手紙

王女の手紙には、以下のように書かれています。

「星が最も輝く時、古の泉のほとりで、私を見つけてください。ただし、泉にたどり着くには、3つの試練を乗り越えなければなりません。最初の試練は『色の迷宮』、二つ目の試練は『数字の鏡』、最後の試練は『言葉の庭』です。」

試練1:色の迷宮

迷宮の入口には、赤、青、黄、緑の4つの扉があります。それぞれの扉には、以下の言葉が書かれています。

王女の居場所へ繋がる正しい道は、真実を語る扉の先にあります。どの扉を通るべきでしょうか?

試練2:数字の鏡

泉へ続く道には、数字が書かれた3つの鏡が並んでいます。鏡にはそれぞれ以下の数字が書かれています。

3つの鏡を正しい順番に並べ替えると、ある場所への道順を示す数字が現れます。王女が隠されたメッセージを解くために使った暗号は、「A=1, B=2, C=3…」というアルファベットと数字を対応させるシンプルなものでした。

試練3:言葉の庭

庭には、いくつかの石碑が立っています。石碑にはそれぞれ言葉が刻まれています。

王女の居場所を示す言葉は、楽譜から読み解いた言葉と、石碑の言葉を組み合わせることで浮かび上がります。

王女の居場所

3つの試練を乗り越え、王女の居場所を特定してください。

(解答は次のセクションに記載)

解答

手がかり1:楽譜

添付された楽譜の例(ソ、ラ、ミ、ファ)に当てはめると、「E F C D」となります。このアルファベットを並び替えると、「FACE」という単語が浮かび上がります。

試練1:色の迷宮

したがって、黄色い扉だけが矛盾なく、真実を語っている可能性があります。黄色い扉を通ると、「緑の扉は嘘つきだ」が真実であると認められます。つまり、緑の扉の「赤い扉は真実を語る」は嘘になります。よって青い扉を通るのが正解です。

試練2:数字の鏡

鏡に書かれた数字を並び替えると、意味のある道順を示す必要があります。アルファベットに対応させたとき、場所を示す可能性があるのは、アルファベット順に並ぶ可能性のある456(DEF)、123(ABC)、789(GHI)の順番しかありえません。

試練3:言葉の庭

楽譜から読み解いた言葉は「FACE」でした。「FACE」と組み合わせることで意味を成す言葉を探すと、石碑の中から「沈黙」が浮かび上がります。「FACE」に「沈黙」を加えると、「FACE OF SILENCE」というフレーズが完成します。

王女の居場所

「星が最も輝く時、古の泉のほとりで、私を見つけてください」という手紙の言葉、そして試練2から泉の場所へたどり着く道順はDEF-ABC-GHI。石碑の言葉を総合すると、王女は古の泉のほとりで、「沈黙の顔 (FACE OF SILENCE)」をしている場所、つまり、水面に顔を映して静かにたたずんでいると考えられます。

結論

王女は、古の泉のほとりで、水面に顔を映して静かにたたずんでいるでしょう。