2025-06-07 21:09 の謎

毎日謎解き:不思議な絵画の秘密

物語:

あなたは小さな美術館の受付係。今日は週末で、たくさんの人が訪れています。その美術館には、一枚だけ特別な絵画があります。「時の旅人」と名付けられたその絵は、見る角度や時間帯によって、絵の中に描かれた風景が変わると言われているのです。

今日、一人の老紳士がその絵の前で何時間も立ち尽くしていました。夕方になり、他の客がほとんどいなくなった頃、老紳士はあなたに近づき、こう言いました。「この絵には、隠された秘密がある。私は長年この絵を研究してきたが、どうしても解けない謎があるのだ。君なら解けるかもしれない。」

老紳士は、絵の一部を指差しました。そこには、一見ランダムに配置された、いくつかの記号が描かれています。

◎□△ □△◎ △◎□

老紳士は続けます。「これらの記号は、ある言葉を表しているらしい。そして、その言葉こそが、この絵の秘密を解き明かす鍵なのだ。」

あなたは、記号をじっと見つめ、考え始めました。すると、老紳士がヒントをくれました。「記号はそれぞれ、ある数字を表している。そして、その数字を順番に並べ替えると、意味のある言葉になるのだ。」

あなたは、その言葉を見つけることができるでしょうか?

問題:

上記の物語を読み、絵に描かれた記号が表す言葉を解き明かしてください。

ヒント:

解答

記号と数字の対応を考えます。3種類の記号があるので、3つの数字が対応します。 ◎□△ □△◎ △◎□ という順番で並んでいることをヒントに、順番に数字を当てはめて考えます。

◎=1、□=2、△=3と仮定すると、123 231 312 という数字の羅列になります。 これを並び替えて意味のある言葉にすると、

「123」→「さん」 「231」→「にさん」 「312」→「いちに」

となりそうですが、意味のある言葉になりません。

◎=1、□=3、△=2と仮定すると、132 321 213 という数字の羅列になります。 これを並び替えて意味のある言葉にすると、

「132」→「ひふみ」 「321」→「みつい」 「213」→「ふみい」

となりそうですが、意味のある言葉になりません。

ここで、 ◎=3、□=1、△=2と仮定すると、312 123 231 という数字の羅列になります。 これを並び替えて意味のある言葉にすると、

「312」→「みにい」 「123」→「ひふみ」 「231」→「ふみい」

となりそうですが、意味のある言葉になりません。

ここで発想を変えて、並び替えではなく、数字を組み合わせて言葉にすることを考えます。

◎=1、□=2、△=3で、「123」→「いちにさん」 「いちにさん」を組み替えると「さんにいち」=「3に1」=「321」

321は・・・「ありがとう」!!!

答え:ありがとう

解説:

記号はそれぞれ数字を表しており、◎=1、□=2、△=3です。記号の並びは「123 231 312」という数字の羅列に対応します。 この数字の羅列をヒントに、記号の順番を入れ替えるのではなく、数字を組み合わせて言葉を作ると、「ありがとう」という言葉が浮かび上がります。

この絵画の秘密は、感謝の気持ちを表す言葉「ありがとう」だったのです。老紳士は、あなたが謎を解いたことに満足し、静かに美術館を後にしました。そして、あなたはまた一日、美術館の平和を守ることができたのです。