2025-06-07 11:08 の謎
毎日謎解き:図書館の暗号
物語
あなたは、古い図書館の整理を手伝っています。埃っぽい書架の間を歩いていると、一冊の本が目に留まりました。表紙にはタイトルがなく、ただ古びた鍵が挟まっています。好奇心に駆られて本を開くと、中には手書きの文字で奇妙な文章が書かれていました。
「始まりは本の数、終わりは鍵の音。 一行目は過去、二行目は未来を示す。 三行目を辿り、四行目で立ち止まれ。 五行目に隠された、真実の扉を開く合言葉。」
本のページには、以下の5行の文字列が書かれています。
- IVXLCDM
- 13579
- ABCDEFG
- HJKLMNOP
- QWERTYUIOP
あなたは、この暗号を解き、図書館に隠された秘密の扉を見つけることができるでしょうか?
謎
上記の文章と文字列から、秘密の扉を開けるための合言葉を解読してください。
解答
まず、各行が何を示しているかを考えます。
- 一行目「IVXLCDM」: これはローマ数字を表しています。それぞれの文字が1, 5, 10, 50, 100, 500, 1000を意味します。つまり、「本の数」に関連する可能性があります。
- 二行目「13579」: これは奇数の数列です。「鍵の音」に関連しているかもしれません。
- 三行目「ABCDEFG」: アルファベットの最初の7文字です。
- 四行目「HJKLMNOP」: アルファベットの8文字目から16文字目です。
- 五行目「QWERTYUIOP」: キーボードの左上から2列目の文字です。
指示に従って考えます。
- 始まりは本の数: 一行目のローマ数字から、図書館の本の数を表す数字を探します。
- 終わりは鍵の音: 二行目の奇数から、鍵の音を連想させ、本の数と関連する数字を探します。
- 三行目を辿り: 三行目のアルファベットを順番に辿ります。
- 四行目で立ち止まれ: 四行目のアルファベットで特定の文字で立ち止まります。
- 五行目に隠された、真実の扉を開く合言葉: 五行目の文字を使って合言葉を見つけます。
「鍵の音」と「奇数」から連想されるのは、鍵を回す回数です。本の数と関連付けられると考えると、本の数に対応した回数だけ鍵を回す必要があるかもしれません。
ここで、各行のアルファベットの順番に注目すると、アルファベットの順番は数字に対応していると考えられます。 例えば、Aは1、Bは2、Cは3…となります。
そこで、一行目のローマ数字をアルファベットの順番に対応する数字として見てみましょう。 I=9, V=22, X=24, L=12, C=3, D=4, M=13 これらの数字を足し合わせると、9+22+24+12+3+4+13 = 87となります。
二行目の奇数は、鍵を回す回数と考えると、合計87回鍵を回す必要があると考えられます。 しかし、87回も鍵を回すのは現実的ではありません。
そこで、87という数字を分解して、意味のある数字を探します。 8と7に分解すると、アルファベットの8番目はH、7番目はGです。 三行目のアルファベットを辿り、四行目のHとGで立ち止まります。
HとGに対応する五行目の文字は、それぞれUとEです。 これらを組み合わせると、「UE」となります。
したがって、合言葉は「UE」です。