2025-06-07 08:13 の謎

毎日楽しめる謎解き:図書館の奇妙な出来事

問題

あなたは、静かな街の図書館で働く司書です。いつものように開館準備をしていると、奇妙なことに気がつきました。

図書館にはあなた以外誰もいません。監視カメラを確認しても、昨晩の閉館から今朝の開館準備までの間、誰も侵入した形跡はありませんでした。

バラバラになった本のタイトルは以下の通りです。

  1. 「古代エジプトの謎」
  2. 「ロンドン・ミステリー案内」
  3. 「日本の城と武将」
  4. 「宇宙への旅」
  5. 「世界の美味しい料理」

栞に書かれていた暗号は以下の通りです。

「3-2, 1-5, 5-1, 2-4, 4-3」

この奇妙な出来事は何を意味しているのでしょうか?そして、この暗号は何を解くためのヒントなのでしょうか? 論理的に考えて、図書館で起きた出来事の真相を解き明かしてください。

解答

この暗号は、本のタイトルから特定の文字を抜き出すための指示です。暗号の数字は「本の番号 - 文字の順番」を示しています。

これらの文字を順番に並べると、「本エセドへ」となります。

ここで、もう一つの手がかりである「時計の遅れ」に注目します。時計が10分遅れているということは、時間が操作された可能性があります。

「本エセドへ」を逆から読むと「へドセエ本」となります。これを並び替えて、日本語として意味のある言葉にすると「エドセ本へ」となります。

エドセ本へをさらに組み替えて本をエドセへ並び替えると

「本をセットへ」となります。

つまり、このメッセージは、バラバラになった本を元の順番に戻すように指示しているのです。本の異変は、誰かが意図的に本をバラバラにしたことを示唆しています。

したがって、この奇妙な出来事の真相は、何者かが図書館に侵入し、本の順番を操作し、メッセージを残して、図書館の時計を10分遅らせた、ということになります。侵入の痕跡がないのは、非常に巧妙な手口を使ったか、あるいは、図書館の関係者による犯行の可能性があります。