2025-06-06 15:09 の謎
謎解き問題:消えた王冠の宝石
物語
古の王国、エルドラド。この国には代々受け継がれてきた王冠があり、その王冠には五つの特別な宝石が埋め込まれていました。ある夜、厳重に警備された王宮の一室から、その王冠から一つだけ宝石が消えてしまったのです!
王宮には、アリバイを持つ3人の人物がいました。
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賢者マリーナ: 魔法の研究に没頭しており、事件当時は研究室にいたと証言。使用人の証言もあり、研究室から出ていないのは確実。
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騎士団長レオ: 夜通し城壁の見回りをしていたと証言。部下たちが交代で見張っており、彼が持ち場を離れたという証言はない。
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王女エメラ: 自室で読書をしていたと証言。しかし、王女の部屋には抜け道があり、庭園に繋がっていることが判明している。
宝石が盗まれた部屋には、以下の3つの奇妙な痕跡が残されていました。
- 微量の砂: 部屋の隅に、どこからか持ち込まれたと思われる砂が落ちていた。
- 魔法の粉: 宝石がはめ込まれていた場所に、微かに光る魔法の粉が付着していた。
- 泥: 庭園に繋がる抜け道の入り口に、乾いた泥が付いていた。
問題
上記の証拠と証言から、宝石を盗んだ犯人を特定してください。
解答
犯人は王女エメラです。
理由
- 賢者マリーナ: アリバイが成立しており、部屋から出ていないため犯人ではない。
- 騎士団長レオ: こちらもアリバイが成立しており、持ち場を離れていないため犯人ではない。
- 王女エメラ: アリバイは不確実であり、抜け道から庭園に出入りすることが可能。
- 泥: 庭園に繋がる抜け道の入り口に泥が付着していたことから、王女が抜け道を使用した可能性が高い。
- 砂: 庭園に砂場があった場合、庭園に立ち寄った際に靴などに付着した砂が部屋に持ち込まれたと考えられる。
- 魔法の粉: 賢者しか扱えない魔法の粉が宝石があった場所についていた場合、王女が盗んだ後に賢者になりすまそうとしたか、あるいは賢者から盗む際に付着した可能性がある。
これらの状況証拠から、最も可能性が高いのは王女エメラであると判断できます。