2025-06-06 11:10 の謎
毎日楽しめる謎解き問題集
第1問:色の名前
ここに4つの箱があります。それぞれの箱には、ある色の名前が書かれた紙が入っています。
- 箱A: 「この箱に入っている紙に書かれた色の名前は赤ではない」
- 箱B: 「この箱に入っている紙に書かれた色の名前は青である」
- 箱C: 「箱Dに入っている紙に書かれた色の名前は緑ではない」
- 箱D: 「この箱に入っている紙に書かれた色の名前は黄色である」
ただし、4つの箱のうち、書かれている内容が真実なのは1つだけです。 それぞれの箱に入っている紙に書かれた色の名前を当ててください。
第2問:図書館の暗号
あなたは図書館で古い本を読んでいます。その本には、次のような暗号が書かれたページがありました。
A1=B2
C3=D4
E5=F6
G7=?
この暗号を解読し、「?」に入るべき文字と数字の組み合わせを答えてください。
第3問:盗まれた宝石
あなたは名探偵です。ある富豪の家から宝石が盗まれました。容疑者は3人。
- A: 「私は盗んでいない。Bが盗んだ。」
- B: 「私は盗んでいない。Cが盗んだ。」
- C: 「私は盗んでいない。Aが嘘をついている。」
ただし、犯人は1人で、3人のうち1人だけが真実を語っていることが分かっています。 犯人は誰でしょうか?
第4問:奇妙な果樹園
ある果樹園には、リンゴ、オレンジ、ブドウの木が植えられています。それぞれの木には、必ず1種類の果物しか実りません。しかし、それぞれの木には間違った名前のラベルが貼られています。
あなたは、たった1つの木から1つの果実を取って中身を確認するだけで、全ての木のラベルを正しくすることができます。どの木から果実を取って確認しますか?
第5問:消えたケーキ
3人の子供、太郎、花子、次郎がいます。母親がケーキを焼いておいたのですが、いつの間にか誰かがケーキを食べてしまいました。母親が3人に誰が食べたのか尋ねると、それぞれこう答えました。
- 太郎: 「僕は食べていない。」
- 花子: 「次郎が食べた。」
- 次郎: 「花子は嘘をついている。」
もし、1人だけが正直に答えているとしたら、ケーキを食べたのは誰でしょう?
解答
第1問:色の名前
- 箱A: 黄色
- 箱B: 青
- 箱C: 赤
- 箱D: 緑
解説:
まず、箱Bと箱Dは同時に真実になりえません。なぜなら両方とも自分の箱の色を断言しているからです。よって、どちらかは嘘をついています。 もし箱Aが真実なら、箱A,B,Dは嘘になります。すると箱Cも嘘になるので、真実が一つしかないという条件を満たしません。よって箱Aは嘘です。 もし箱Cが真実なら、箱A,B,Dは嘘になります。これは条件を満たします。 箱Cが真実の場合、箱Dは嘘なので箱Dは黄色ではありません。箱Bは嘘なので箱Bは青ではありません。箱Aは嘘なので箱Aは赤です。残った緑が箱Dに入ります。 箱Aが赤、箱Cは緑ではないので赤、箱Bは青ではないので黄色、箱Dは緑となります。
第2問:図書館の暗号
G7=H8
解説:
アルファベットと数字がそれぞれ1つずつ増えています。
第3問:盗まれた宝石
C
解説:
もしAが正直なら、Aは無実でBが犯人。しかし、この場合Cも正直になってしまい、条件に反します。 もしBが正直なら、Bは無実でCが犯人。しかし、この場合Cは嘘をついており、条件に反します。 もしCが正直なら、Cは無実でAが嘘をついていることになります。この場合、Aが犯人となり、Bも嘘をついているので、条件を満たします。
第4問:奇妙な果樹園
「リンゴ」と書かれた木
解説:
もし「リンゴ」と書かれた木にリンゴがなっていれば、その木はリンゴの木ではなく、ラベルも正しいことになってしまいます。よって、「リンゴ」と書かれた木には、オレンジかブドウが実っています。もしオレンジが実っていれば、その木はオレンジの木であり、ラベルが間違っていることから、「オレンジ」と書かれた木にはリンゴが実り、「ブドウ」と書かれた木にはブドウが実ることになります。ブドウの木はラベルが間違っているので、ブドウの木にはリンゴが実っていることになります。 同様に、もし「リンゴ」と書かれた木にブドウが実っていれば、その木はブドウの木であり、ラベルが間違っていることから、「ブドウ」と書かれた木にはリンゴが実り、「オレンジ」と書かれた木にはオレンジが実ることになります。オレンジの木はラベルが間違っているので、オレンジの木にはリンゴが実っていることになります。 つまり、「リンゴ」と書かれた木から果実を取って確認することで、全ての木のラベルを正しくすることができます。
第5問:消えたケーキ
太郎
解説:
- もし太郎が正直なら、太郎は食べていない。花子は嘘をつき、次郎が食べていない。次郎は正直になり、花子が嘘をついている。これは1人だけが正直という条件に反する。
- もし花子が正直なら、次郎が食べた。太郎は嘘をつき、太郎が食べた。次郎は嘘をつき、花子は嘘をついていない。これは1人だけが正直という条件に反する。
- もし次郎が正直なら、花子は嘘をついている。太郎は正直になり、太郎は食べていない。花子は嘘をつき、次郎は食べていない。よって、太郎が食べた。これは条件を満たす。